第926回
香港の友人に『不動産が一番』を推奨しました
香港でセミナーをひらいたおかげで、
日本からの参加された方々と
香港やシンセンなどで活躍されている方との間で
交流を図ることができました。
たまたま、日本から参加されたある方が、
中国各地で活躍されている人たちに
「いま戸田さんがやっておられる
株の投資原則の通信勉強は役に立ちます。
おやりになるといいと思います」
と応援演説をしてくれました。
これには私自身、目をパチクリさせましたが、
このうち香港で駐在生活を送られている方が、
この一言に刺激を受けられたのか、
「株の投資原則」の通信学習を
はじめられることになりました。
すぐにテキストの第1分冊を送りましたら、
次のようなメールを送ってくれました。
「早速テキストを送って頂きありがとうございました。
中金持ちを目標にじっくりと
投資スタンスの勉強をしたいと思います。
実は昨夜、シンセンにある
華僑城という住宅地へ行ってきました。
知り合いの香港人の案内です。
天安門事件の直後から中国投資を始めたという人です。
話を聞いてみるとアジア通貨危機、
SARSの波をうまく利用して蓄財に成功しています。
勤め人だし、地味な性格なので、
お金持ちには全然見えない人ですが、
自分の持ち家以外にシンセンに2軒、
香港にも1軒マンションを貸しているのだそうです。
多分教えてくれた以外にも持っていそうな感じでした。
シンセンに地下鉄が開通したので、
その沿線を選んで買うといい、
ただし、羅湖など
地方からいっぱい人が集まっている場所は
トラブルが多いから
投資の対象としては避けたほうがいいよ。
とのアドバイスを受けました。
研究を進めたいと思っているところです。
ではまたメールします。」
この方が不動産の投資に関心を持ち、
香港の後背地にひろがる経済発展地域で
不動産物件を見て回られていることがわかりました。
私自身、投資活動は不動産投資からはじまり、
北京のマンションも買いましたが、
私の場合は、邱さんのアドバイスにしっかり耳を傾け、
中国のマンションにいたっては、
邱さんがお建てになった物件であり、
管理も邱さんの息がかかった人たちによって
運営されていますから、心配は何もありません。
でも、邱さんが率いるツアーに一緒に参加した人から
一つ横道にそれた物件を手に入れたために
いま、難儀しているんだと聞かされたことがあります。
そういうことが身近に起こっていますので、
縁ができた人には、押さえるべきところをキチンと押さえ、
その上で投資の判断をして欲しいと思います。
私はこの人に邱さんの『不動産が一番』という本を
お読みになったことがありますかと打診しました。
「ありません」とのことでしたので、
ぜひお読みになってくださいと薦めました。
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