第891回
中国経済特区の深センを訪れました
1月9日、予定通り香港で
セミナーをひらきました。
そのことを報告する前に、
7人の仲間と一緒に深センを訪れ、
強烈な衝撃を受けてきましたので、
その報告からはじめます。
セミナーの前々日、
私と妻を含む7人の仲間は
それぞれのルートで香港に入り、
その日の夜、
翌日の深セン行きについて
打ち合わせをするために
私が泊まるホテルのロビーに
集まっていただきました。
といってもそれぞれ、
深センについて書かれているガイドブックに
目を通してきた程度のことで、
何も準備をしていません。
たまたま長野県から参加された方が
「深センには『深セン博物館』という
博物館があるようですよ。
まずは、そこに行くことにしたらどうでしょう」
と提案され、
「それはいいですね。
それから先のことはまた行った先で考えましょう」と
しごくあっさりした結論で
打ち合わせを終えました。
翌朝、香港の地下鉄中環(セントラル)駅に集まり、
九龍塘という駅まで行き、
そこから九広鉄路(KCR)に乗り換え
深センの手前の駅、羅湖(ロウ)に向かいました。
所要時間は、東京から立川までくらいと
邱さんの文章に書かれていたことを頭に入れて、
外から見える香港郊外の景色や
車中の人たちの姿に見入りました。
電車に乗って40分くらいたってからでしょうか、
電車は羅湖につきました。
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