第872回
「思いを具体化すると手段が見えてきます」
今年の末にセミナー仲間でひらいた
「3分間スピーチの会」の幹事を
引き受けてくださった青年は、
「お遊び気分で計画を立てましょう」
と計画の事例を示してくれました。
そして、計画を立てることの効用について
次のように説いてくれました。
「まず正月に1年の計をたてる。
そして年末にその結果をふりかえる
ということにして、会の名前も
『3分間スピーチの会』から
『1年の計を振り返ろう会』に
変えましょう。
そして、私が推奨するお遊びのポイントは
1.言葉にすること。
漠然と思っていることを具体化させると、
それをするための方法や手段が見えてきます。
2.『1年の計』を忘れないこと。
年末に振り返るイベントがあると思うと、
いつも頭の片隅にあって実行への動機になります。
3.結果を下すこと。
善し悪しの評価をするためではないので、
出来なかったとしても誰も責めませんし、
ご自分を責める必要はありません。
お遊びですから。
しかし、1年の締めとして
結論を出す必要はあると思います。
《挑戦したか》、《挑戦しなかったか》、
《挑戦して達成できたか》、《達成できなかったか》、
《挑戦している途中か》の5通りです。
そうすることで、自分の改善点や
1年間の自分の行動が見えます。
出来なかったことは翌年にまた挑戦しましょう。
4.達成感を味わうこと。
自分が掲げた『1年の計』に挑戦することで、
『やれば出来る』ことを実感できます。
というのが1年の計をたてることの効用です。
年の初めや年末に、
皆さんの『1年の計』を
発表していただくつもりはありません。
が、来年末ご一緒に、食事をしながら
お互いの達成度をお話してみませんか?
以上、私が勝手に考えただけです。
ちなみに私は
『ペーパーバッグを1冊読み切る』
『パラグライダーに乗りたい!』
を掲げたいと思っています(あぁ、言っちゃった)」
一読して、感心し、
また思わず笑ってしました。
笑わせながら、その気にさせる話のすすめ方は
参考になるなあと思いました。
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