第847回
失敗のあとに値打ちを痛感するのが原則です
私はこれからメールを交換する形で
「株の原則」についての勉強を
はじめることにしました。
このことを、前に理財セミナーに
参加してくてくれた青年に伝えると、
次のようなメッセージを送ってくれました。
「私は戸田さんのセミナーで勉強したことや、
邱先生の本をしっかり読んで
株を買う準備運動を始めました。
しかし、実際には、
すぐに利益がえられることを期待して
ワーサンガスを少し買ってしまい、
4月末から取引停止となり
失敗したと思っています。
そしていま痛感しているのが
『株の原則』の大切さです。
『原則』を勉強しておけば、
今回のような失敗をさけられたのではないいか
あるいは、失敗した場合の影響を
小さくするようにできたのではないかと
考えるようになっています。」
さてこの青年が思い描くほどのパワーが
「原則」にあるかどうかはわかりませんが
私自身、株を買った直後に失敗し、
なぜうまくいかなかったのだろうかと思い悩み、
邱さんが株について書いた
著作のあれこれを読む過程で
株とうまくつきあっていく知恵を
身につけることができたと思っています。
株についての勉強に
限られることではないでしょうが、
実践する前に読むより、
実際に体験したあとで読み返すと
書かれている事の値打ちが
より深く感じられるものだと思います。
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