第816回
夢や希望をもつことは大切なことです
今年の秋、福岡市でセミナーをひらいたのですが
この街の隣の北九州市には通算3回赴任しています。
1回目の赴任は新入社員時代のことで
2回目のときには、自分が30歳の頃で
妻と子供たちを連れ立っての赴任でした。
そして3回目は私が43歳になっていて
妻子を自宅においての単身での赴任でした。
2回目の赴任の頃は
私は邱さんの文章は読んでおらず、
邱さんの文章を読むようになったのは
東京に転勤してからのことです。
その頃に、邱さんのアドバイスに従って
行動したおかげで3回目に赴任する前には
年をとったあとの経済面での対策は
ほぼ講じていました。
さて3回目の赴任をしたときには
会社での仕事のかたわら、
自分の後半の人生を託すには
どういう仕事がいいのか考えるものの、
答えが見つからず、そのことについては
悶々としていました。
しかし、3回目の赴任のあと、
再び東京で生活するようになり、
自分の生き方をはっきり打ち出していたことが幸いし、
マネジメント講師として
後半の人生の開拓に踏み出すようになりました。
50歳になる直前のことでした。
そして、その頃ひそかに考えたことは、
10年くらいかけて基盤を整え、
60歳くらいになったころには
邱さんから教えていただいたことを
アチコチ訪ねて、伝え歩きたいということで
親しい人には、自分のこの夢を伝えていました。
さて、それから10年くらいの歳月が
たったわけですが、自分が願ったことが、
まがりなりにもセミナーという形で
実ってきているのではないかと感じます。
そうした思いをこめ、福岡でのセミナーでは
夢とか希望とか、目標とかいったことを
胸に抱いて生きていると、
いつか実現できるものだということを
感じるようになったと話しました。
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