Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第782回
先人の知恵を勉強することの大切さを実感しました

『ビッグ・ステージ』という雑誌の創刊号で
“株式特集”の取材を担当する青年に、
中国株投資の体験を話しましたら、
しばらくして、青年から追加の質問が届きました。

「昨日は、お忙しいなか取材に応じていただき、
 ありがとうございました。
 数点、お願いがありご連絡差し上げます。
 今回、戸田様のお話を取り上げる際、
 これまでの中国株の投資銘柄を5つほど具体的にあげ、
 株価の推移も掲載したいと考えています。
 そこでお手数なのですが、
 戸田様のお持ちの銘柄(もしくは持っていた)を
 5つくらい教えていただくことはできるでしょうか?」

一読して「来たな」と思いました。
自分が、どんな株を持っているかを
答えることは簡単です。
私は以前にも書いたように、
平成8年から10年にかけ、
上海B株のピルキントンガラス、
次に上海エレクトリック、
そして華新セメントをくわえて陸家嘴と
4銘柄の上海B株を買いました。

また3年前のこと、
邱さんを訪ねることがあり、
そのとき、たまたま中国株のことが話題になり、
邱さんからH株に目を向けることをすすめられ、
ガンドンケロン、ファウンダー、
北京エンタープライゼスの
三つの株が面白いという話を聞きました。

私自身、いつまでも上海B株ばかりでは
時代遅れになると思っていまして、
いい話を伺ったと思い、
持っていた陸家嘴を売り、
そのお金でガンドンケロンと
ファウンダーを買いました。

ということで私は
5つの中国株の銘柄をもっているのですが、
果たして株価の推移というのは
答えられるかなあと不安になりました。
というのも、株を買ったあと、
購入の明細が記録された紙を
見たことがないからです。

そこで証券会社から送られてきた資料を
まとめて保管している袋を
おそるおそる明けてみるとと、
株を買ったときの取引明細が
ちゃんと保管されていました。

長い間見ることもなかった取引明細を見ると、
ピルキントガラス(上海耀華ガラス)を
平成8年に0.926USドルで買い
次に平成9年の7月に0.342で買い
また平成10年に0.122で買ったことがわかります。
また上海電気も平成9年に0.320で買い
平成10年に0.160で買っています。

それらの記録を見て、邱さんから
教えていただいたことをお手本にして、
それをなぞるように行動したことが確認でき、
やっぱり勉強するというのは
大事なことだなあと思いました。


←前回記事へ 2004年10月17日(日) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ