第660回
財産づくりの出発点は時代傾向に対する見方です
私は人生設計セミナーと並んで
理財セミナーというのをひらいています。
理財とはお金の運用のことで
今後の経済の動きを視野に入れ、
こうするのが合理的ではないか
ということを話したり
意見の交換をしています。
実は私は30代前半まではポーッとしていて
将来のこととか、お金とか、
財産などといったことは念頭にありませんでした。
そんな私が、財産づくりの勉強会を
主宰するようになったのは、
サラリーマンには定年があることに気づき
将来に対してなにか経済面の備えの必要を感じ、
役に立ちそうなものを探しているとき
邱さんの文章に接したからです。
私がはじめて接した邱さんの文章のなかで
財産づくりを考える上で大切なことは、
時代がいまどういう方向に進み、
またこの先どう進もうとしているかを
明らかにすることだと書いてありました。
そして、その傾向に合致する方向で
お金を動かせばいいとのことでした。
私はこれらの指摘をうけ、
目の覚める思いがしました。
というのも、
世の中の動きに傾向というものがあることに
気づいていませんでした。
そして、そうした傾向に合うように
自分のお金を動かしていくというような発想も
まったく欠落していました。
私は新鮮な考えにふれた思いがし、
以来、邱さんの著作を通して
邱さんの経済思想を勉強し、
邱さんが発信してくださっているアドバイスを
自分の生活のなかに取り入れ、
経済面での備えを講じることを
心がけるようになりました。
そうした私の姿を見て、
親しくしていた後輩の一人が
「戸田さん、すっかり変わりましたね」
とひやかしましたが、
それから4半世紀のときがたったいま、
邱さんの考えを勉強し、
自分の生活のなかに活かしたいと考えたり
行動したりしている人に接すると
年の差を忘れて、親しみが湧いてきます。
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