Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第596回
「寝食を忘れさせるほどの仕事を探そう」

私のセミナーに参加してくださった人の中に、
大学に残って
光通信などに使われるレーザーを作るための
基礎研究に従事している人がいます。
その人は理系の道を歩んできた関係から
それまで経済についての関心が低く
邱さんのこともご存知ではなかったようです。

ところが友人の紹介で
『ほぼ日刊イトイ新聞』を見るようになり、
そこで邱さんのコーナーを読むうちに
気がついたら邱さんファンになっていたとのことです。
いただきましたメールの一部を、
ご紹介させていただきます。

「HPの記事が収録された本が
 定期的に販売されておりましたので、
 まずそれを集めて読みました。
 そして邱先生のHPが独立し、
 戸田さんのコーナーにも触れるうち、
 そちらで紹介された本を
 いくつか集めるようになりました。
 特に、『野心家の時間割』が好きで
 思い出しては読み返しています。」

そして邱さんについて
どういう印象を持っておられるかうかがうと、
次のように答えてくれました。

「私には邱先生に対するあこがれがあります。
 日々新たに次々に挑戦してゆく姿に惹かれます。
 いちいち『なるほど!』と感服してしまう、
 文章に現れた思考の深さにも惹かれています。
 邱先生にあこがれながらも、
 今の自分にはその心構えも、
 実力もないことをもどかしく思い、
 しかし今、できることはないのかと模索しています。
 特に、『寝食を忘れるほどの仕事を探そう』
 という言葉をかみしめています。」

この青年からのメッセージに触発され、
あらためて『野心家の時間割』を手にとると
「拘束された時間を有効に使う法」
「ベッドの中の時間は節約できない」
「“職住近接”で合理化を実践すべし」
といった見出しとならんで、
「『寝食を忘れさせる』ほどの仕事を探せ」
という見出しが目に飛び込んできます。


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