Qさんは、かつて「知恵は借り物でも知恵である」と書きました
そういうことをおっしゃる人の知恵ならいくら借りてもモンクは出ませんね

第507回
「40歳は迷いの多い年齢です」

孔子の『四十ニシテ惑ワズ』という言葉は通常、
「40歳になれば、人間迷わなくなる年齢だ」
というように解釈されています。
しかし邱さんは
「40歳とは人間、オトナになっても別段、
分別がつくわけでもないことに気づく年齢」
というように解釈します。
私など、迷いの只中で、40歳を迎えましたので
邱さんの解釈に接すると、ホッとします。
『貧しからず 富に溺れず』での
邱さんの記述を追いかけましょう。

「あとになって考えてみると、厄年というのは、
なんとなく先が見えてくることと
関係があるのでないかと思う。
30歳は社会に出て多少なりと
世間のことがわかる年齢であるが、
先の見当が手にとるようにわかる年齢ではない。
先のことがわからないままに迷うのが
『30歳の迷い』であり、
これが40歳になると、
30代に無我夢中でやってきたことに目鼻がついて、
先の展望がひらけてくる。
山登りにたとえれば、八合目にきて、
頂上がすぐそこに見えているが、
それだけに『もう先は知れている』という年齢なのである。

これから先、自分に残っている可能性は、
もうほぼ予想ができる。
この会社にこのまま勤めておれば、
うまくいっても部長どまりだろう。
その部長になるのだって
ライバルが誰と誰という具合に勘定できる。
A常務が社長になればいくらか望みがあるが、
B常務が社長になったら、まずお先真っ暗であろう、
といった計算ができるようになるし、
もしそうした見通しに対して
否定的な生き方をしたかったら、
この際、会社を思い切ってやめるよりほかない。

40歳は独立をひそかに狙っている男にとっては
ラストチャンスであるが、
それができない人間にとっては、
先の見えてしまった分だけ
迷いの多い年齢なのである。」
(『貧しからず 富に溺れず』)


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