第17回
集客の達人の知恵を借ることができました
体験できることは何でも体験したいという気持ちが強くなり
私は給与を振り込んでいる銀行にいきました。
店舗用の建物一室を手にいれるためのお金が貸してもらえないか
打診するためでした。
銀行の二階に上がって融資担当の人に会い、
仕入れたばかりの『店舗銀行システム』の話をしました。
意を尽くして説明したつもりでしたが、
「あなたたちご夫婦で飲食店を経営するのですか」
と聞かれて、私はお願いするのは時間のムダだと思いました。
そこで私は思い切って事情を飲み込んだ姉に頼んで
お金を借ることにしました。
そして私は博多の隣の小倉にある店舗のオーナーになりました。
この投資は、2年ばかりたったところで、
葛和さんからの方から運営が難しくなった、
物件を売ってほしいと要請があり
結果として、短命に終わりました。
ただ金銭関係は無くなっても、人間関係は続きます。
私はずっとあとになって製鐵所の遊休地の開発を
担当することになりました。
他方葛和さんは博多でイル・パラッツオといった
外国のデザイナーを起用したホテルを建て、
時の人になっていました。
私は葛和さんを渋谷の事務所にたずね、
集客ビジネスについてのアドバイスを求めました。
葛和さんは時間をやりくりして北九州市まで来てくださり、
いろいろ意見を述べてくださいました。
一緒に仕事をすることにはなりませんでしたが、
私に集客ビジネスに実績を持つ人を引っ張り出せたのも、
もとはといえば邱さんの本を読み、多少の実践をしていたからでした。
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