旅行記者・緒方信一郎さんの
読んでトクする旅の話

第140回
お気に入りの宿泊施設を見つける

宿泊施設は、ホテルだけではありません。
ホームステイやB&B、農場に泊まるファームステイ、
ヨーロッパならお城の跡を利用した古城ホテルなどもあります。
あちこち周遊せず滞在型の旅行地ほど宿泊先の選びは大切です。

ハワイなどはその代表格。ワイキキ周辺にある高層ホテル、
同じ高層の建物でもキッチン付きの滞在用コンドミニアム。
ワイキキを離れれば一軒家を借りることもできます。
中には部屋数が多く、敷地も広く、プールまで付いている、
そんな物件もあります。そうした物件は
1泊1000ドルを超えるものも少なくありませんが、大人数で宿泊すれば、
高級ホテルに泊まるのとさほど変わらない料金で済ませられます。
高層階からの眺めを楽しみたいなら、コンドミニアムもある。
通常のホテル形式で、レストランなどの施設が付いたところから、
一軒家を借りるのと同じ、バケーション・レンタル形式で借りる
コンドミニアムもある。長期滞在には、こうしたところが落ち着く。

経済的で、アットホームな雰囲気を味わえるB&Bもいいかもしれません。
子供が家を出たから余った部屋を貸すB&Bも多い。
そんな両親に囲まれた、まさに家族的な雰囲気で過ごせるわけです。
もちろんワイキキの高層ホテルが好きな人もいるでしょう。
中には、お気に入りの眺めの部屋を見つけ、「常連」になる人もいる。
最近は、部屋を一定期間ではありますが所有できるところもある。
宿泊施設で旅の成否が分かれることは多い。
自分に合うものを見つけたいものです。


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