元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第2133回
長い間、お読みいただき有難うございました。

さて、突然ですが、このコラム連載
「気がつけば、あなたもガン」も次回を持って
最終回とさせていただきます。
といっても、別に十年目にしてガンが再発・転移して、
ガン病棟で瀕死の状態に落ち入り、
ウンウン唸って、コラムが書けなくなったわけではありません。

お蔭さまで幸運にも
「ガンを切らずに10年」――、
無事、なんとか快適に過ごさせていただいたのは、
皆さんの励ましとご支援のお蔭だと、
心より感謝しております。

HIQに書き始めた当初は、こんなに長生きするとは
思いもせず、ただただQ先生のご厚意で
始めさせていただいたのですが、
84歳でますます意気軒昂な邱永漢先生の
超人的な健筆と生命エネルギーにパワーをいただき、
なんとHIQに6年間、日刊で連載させていただいたことが、
僕に日々の「心のときめき」をもたらしてくれたわけです。

改めて邱先生始め、歴代のHIQ担当スタッフの皆様に
御礼申し上げます。
また、長い間、僕の愚痴やら、泣き言まで聞いていただき、
本当に有難うございました。

僕たちの発刊している会員雑誌「いのちの手帖」の
冒頭に宣言は以下のようなものです。

          *

「いのちの手帖」は
心のマッサージマガジンです。
スローヘルスとは・・・
温かくて和やかな健康法であり処世法です。
「温和療法」と覚えてください。
本来の「自然治癒力」を大切にし、
「身・魂・心」のいのち丸ごとを考える・・・
この主旨で設立された
しなやかな集まりがスローヘルス研究会です。
その会員雑誌である「いのちの手帖」は
ポケット版の小さな雑誌ですが、
「心のマッサージ読本」として
気楽にゆったりとお読み下さい。

        *

このコラムも、一貫して、この心身にやさしい
「いのちの発想法」を貫いてきたつもりです。
みなさんとは、今月一杯で交信はなくなりますが、
心のコミニニュケーション、スローヘルスな生き方は、
これからも忘れることなく、
大事に共有、共感(エンパシー)して行きたいと願っています。
最後に、餞別代り?に、このコラムでも書いてきました、
関根流の「いのちの格言集」を10訓ほど挙げさせていただき、
ひとまず、HIQの皆さんと
「さようなら」を申し上げたいと思います。

●「生命在脚下、希望在心中」
●「患者は壊れた機械ではない」
●「弱いときこそ強くなろう」
●「悩みを突き抜けて歓喜にいたれ」
●「寂しさの分かる人間になろう」
●「久病良医=長患いの患者ほど良医である」
●「この世の中で希望を失った人は、もっともあわれだ」
●「一日一生」
●「己のいのちは己で創る」
●「希望こそ良薬、あきらめは毒薬」

お互いに、これからも
「納得いく人生」「素晴らしい人生計画」を
築いていきましょう。お元気で!


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2008年6月29日(日)

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