元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第2020回
満員盛況の「正食クッキングスクール」

「偽食から正食へ」・・・
もし、マクロビオティック玄米菜食法を
勉強したいと思う人がいたら、ぜひ、近刊
マクロビオティック料理事始め―
「これだけは伝えたい」基本10か条

という写真入りのムックに目を通してください――、
という話の続きです。

さらに詳しく知りたい、実践で勉強してみたいと言う人は、
「正食クッキングスクール」1 
を覗いて見てみましょう。
いろいろ、
楽しいマクロビオティック料理のレシピが公開されています。
たとえば「ミレット玄米ピラフ」は以下のようなものです。

●材料=玄米…1カップ、白ねぎ…50g、セロリ…30g、
人参…50g、もちきび…1/2カップ、キヌア…1/2カップ、
水…1と2/3カップ、野菜のおかげ…1、袋塩…少々、
小松菜…1/4束、オリーブ油…適宜、オリーブ…適宜(飾り用)
●作り方=
1・玄米は香ばしく炒っておく。
白ねぎとセロリ、人参は細かく切る。
2・もちきびとキヌアは洗っておく。
3・圧力鍋を温め、オリーブ油を加えて、
ねぎとセロリ、人参を炒める。
4・3に1、2の雑穀を入れ、水、野菜のおかげ、
塩を加えてふたをする。
5・重い方の圧力をかけ、圧がかかったら弱火で20分炊き、
火を止めて15分蒸らす。
6・小松菜は塩ゆでにし、小さく切る。
4に5を混ぜて器に盛り、輪切りにしたオリーブを飾る。

また、料理講座の内容もいろいろ出ています。
半期終了制=春期(4月〜9月)/
秋期(10月〜3月)=短期コース=(3ヶ月)の
「レギュラーコース・初級」をはじめ各種あります。
ちなみに「レギュラーコース・初級」は、
以下のように告知されています。
「これだけはきちんとマスターしたい!
一物全体、身土不二の考え方をベースにした
正食(マクロビオティック)料理の基本を学びます。
食材に触れながら、五感を働かせて
調理の実習をしていただきます。
1・調理の基礎
(玄米の炊き方、野菜の切り方、鍋の選び方etc)
2・調味料について、その働きと重要性(塩・醤油・みそ)
3・なぜ穀物菜食なのか」
このほか一日体験入学や地方講座、公開講座もあるようです。

正食クキングスクールは、いま人気沸騰中で、
そのことが各地の新聞などで取り上げられています。
西日本新聞webでも以下のように取り上げられていました。

「■にぎわう料理教室――
食べるばかりではなく、実際に自分で作り、
日常の暮らしに取り入れる人も増えている(略)
病を食から治すのもマクロビオティックの特徴。
教室はまた、体の不調に悩む人の相談の場でもある」
「■ホテルでも好評――
マクロ人気にはプロも注目。
全国でホテルなどを運営する大和リゾート(大阪市)は昨年末、
23人の料理長がマクロビオティック50年の歴史を持つ
『正食協会』(大阪府)の料理指導を受け、
全部で30ある同社運営のロイヤルホテルで
マクロビオティック料理を提供しはじめた(略)。
同協会が主宰する正食クッキングスクールには、
病院、老人介護施設、幼稚園、保育園など、
食を“売り”にしたい施設からの入校も急増。
1期6カ月のコースの定員を550人まで増やしたが
『それでも受け入れきれずに、
入門を待ってもらっている状態』(岡田昭子校長)という。」


1 http://www.macrobiotic.gr.jp/cooking/top/index.html


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2008年3月8日(土)

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