第1972回
80代からの「いきいき年賀状」(2)
83歳にして意気軒昂のQさんのおかげで、
このHIQに参加している読者なら、
邱永漢さんという「お金も神様」、
さらに、僕のページを開ければ
帯津良一医師という
「いのちの神様」のご託宣に接することができ、
それなりに「医・食・財」の設計を確かにして、
「長寿の幸福」に向って邁進できる――、
昔、「青年は未来に生き、老人は過去に生きる」
といわれたようですが、
70歳、80歳とて、未来に生きる青年となるべき時代です。
それも、身体は70、80歳であっても、
日々、素晴らしい未来に燃える人、
目的を持っている人は青年なのだなあ――、
とくに邱永漢さんのBLOGや
賀状を読んでいるとつくづくそう思う――
ことし、なんといっても感動したのが、
85歳のエッセイスト・鮫島純子さんからの賀状だった――
「長寿の幸福」とは? という話の続きです。
昨年夏に、足の怪我で2ヶ月半入院したが、
ホメオパシーも試して、瞑想・養生して
すっかり元気を取り戻し、新年を迎えたという、
まさに「いきいき年賀状」でした。
その感動の手紙をもう少し抜粋させてもらいます。
「即刻手術と判断されましたが、
御年輩のドクターが一晩 御熟考の末
『年齢を考え手術をしても完治は望めないので
自然治癒を待ちましょう』と決断して下さり
二週間に一度のレントゲンフィルムをのぞきつつ
満足のゆくような経過を順調に重ね退院できました。
85歳にして
2ヵ月半のベッド生活はボケを促進するのでは?
と懸念いたしましたがどうやら大丈夫のようで
ひとりの生活に戻れるトレーニングの為
十日ばかりリハビリ専門の病院で
街歩きの練習をして後、
再び箱根の人気のない公道で運転感覚を取り戻し、
全快のようです。
先日、所属しておりますソシアルダンス教室の
年一回のパーティに会費を納めるだけの為
『みるだけ出席』をしましたが、
『踊れそう!』とお誘いに応じ、
最後にはジルバまで踊れ、もう大丈夫と自信をつけました」
おまけに、遠縁の医師の方から
ホメオパシーのレメディを処方してもらい
「細い骨もがっちり」繋がり、
「ホメオパシーの投薬の時は
『瞑想が大事ですから、くれぐれもお願いします』と
遠縁のドクターが申しますので
『合点だ!』と約束しました」というのです。
帯津先生の『一口に神は説明し難いが・・・』と
おっしゃるお気持ちはわかりますが
今回、外なる神に頼り願うのではなく
内なる我が心の中に神の波動を感謝を以って
生命場を意識するトレーニングに
入院生活は全くよき所でした」というのです。
どうでしょうか?
日ごろから、すべてに感謝の気持ちで過ごし、
他人任せ、病院任せにせず、
自らのスピリチャル・パワーを大事にし、
心身のエネルギー高めることを
長寿の幸福と考えている、いかにも鮫島さんらしい、
さわやかな人生観が溢れている手紙と思いませんか?
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