元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1834回
続・穴攻め療法

ガン再発だ、転移だ、やれ潰瘍や腫瘍の原発だ・・・
と言われても、すぐ、医師の言いなりになって、
手術や化学劇薬に身を預けるのは本当に正しいのだろうか?

僕は、食道ガンを切らずに9年延命してきた体験から、
しばらくは、「穴攻め療法」と命名した
スローヘルスな養生法の組み合わせを試して、
暫く様子を見ることにしている――、という話の続きです。

こんな素人考えで「あんたよく生き延びてきたな?」
と呆れる人もいるでしょう。
もちろん、簡単にガンが治るなどとは申しませんが、
排毒や保温効果を高め、
からだ全体が浄化される気分になることはたしかです。
これらは、なかなか心身が温まって気持ちがよいものです。

この梅雨時も、食道は無事だが、
マーカーが上がっている、胃に潰瘍が原発しているといわれても、
化学薬や軽度の手術も断って「穴攻め療法」を励行し、、
ガンと折り合ってきました。
医師にも以下のような手紙で自分の考え方を述べ、
スローヘルスな治療設計をお願いしました。

「僥倖にも、こちらも9年、生かしていただいた身ですので、
出来る限り、手術や化学薬に頼ることはやめて、
いわば、これまでどおり、ガンと「同行二人」で
余禄の人生を過ごしていきたいと考えております。
男の平均寿命まで生きれると
仮定してもあと十年ですから焦ることもない。
どの道を選んでも同じなら
ダメージの少ないほうを選んでいきたいと
しばらくは都合のよいことを考えています。

「持病の痔は切れ」
「椎間板ヘルニアは切開手術せよ」
おまけに「胃ガンは切れ」・・・と、
いろいろな病院でいわれ、
これでは、わが身はおそらく、
逸見政孝氏の伝ではありませんが
切り傷でへたばるはずです。
もはや9年前のように、
当方も「ガンの幼稚園生」ではないので、
ガンは心身の堕落に警告をしてくれる、
賢い「友」のように割り切っております。

というわけで、漢方せんじ薬を主軸に、
以下のように養生法の組み合わせを考えて続けております。
これは、調子を崩したときになんどか組み合わせた、いわば
「穴攻め療法」(^0^)と命名したもので、
今回は真剣に続けています。
(1)口からは帯津良一先生の「漢方せんじ薬」を入れる
(2)尻からは王振国先生の「天仙栓」を入れる(漢方座薬です)
(3)耳の穴や臍に「びわの葉温灸器」を当てる・・・
さらに散歩気功やマクロビオティック玄米菜食法を
普段により厳しく励行して、
体からの排泄効果を高めていきたいと考えております」

たとえば、僕は67歳ですが、
日本人男子の平均寿命まで生きることが出来たとしても
あと十年なわけです。
もちろん、ここまで、ガンを切らずに9年延命して、
好きなこともやってきたわけですから、
いまさら、切る、叩く、焼くといった、
西洋医学の標準治療をやたらと受けて、
心身にダメージを増加させることは、
はたして賢明な選択なのか?
これは、その人の体質や症状、また人生観の違いがありますが、
僕は賢明だとは思っていません。


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2007年9月4日(火)

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