元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1825回
往年の“名編集長”も形無し?

カラー増ページの144ページ、
「いのちの手帖」第4号・秋冬特大号が
いよいよ9月に発売となることは、
このコラムの第1817回で告知しました。
定価は据え置きで、800円(税送込)です。

今回も、帯津良一先生の巻頭言を初め、
邱永漢さん、竹村健一さん、三木卓さんから
素晴らしいエッセイを寄稿していただき、
また、多くの患者やご家族の方から、
手記、闘病記をいただき、増ページとなりました。

ただし、帯津良一医師や邱永漢さんのように、
文筆のベテラン、ベストセラーの名手になると、
校正の段階でも、原稿の直しがなく即=「OK」となるのですが、
なかなか、みなさん、病状の変化や、
生活環境の変化があって、多量の文章の訂正加筆があったり、
写真や略歴の変更があったり、
今回はとくに編集の進行に手間取りました。

それだけ熱心に、自らのいのちのメッセージを
伝えようというわけですから、
編集部としては嬉しい悲鳴なわけで、
快く訂正や校正に応じていますが、
ただ2度も、3度も4度も直しが重なると、
印刷屋さんの手間が煩雑になって、
はたして、9月10日の発売予定日に間に合うものかどうか?
ちょっと心配しております。

僕の方も、この猛暑で少し体調が崩れきたので、
避暑がてら孫娘をつれて箱根のホテルに滞在し、
温泉プールで泳いだり、のんびりもしていたわけですが、
まえにも書きましたが
再検査してもらったところ、
おかげ様で、食道は快癒状態が続いているのですが、
胃に原発潰瘍が出来ているようで、
漢方療法で加療しながら編集作業も続けたことになります。

いやはや、往年の“名編集長”も形無しですね(^0^)。
悲喜こもごも――、
ま、これが一般商業雑誌とは、一味もふた味も違う、
いかにも 患者雑誌の雑誌たる有体の姿でしょう。
老化現象で「ガン爺さん編集長」のパワーの落ちた分は、
若いスタッフに頑張ってもらっていますので、
9月10日の発売日までには
なにがなんでも間に合わせようと思って追い込んでいますので、
もう少々お待ちください。

3大エッセイ特集は以下のようなものです。
【特集1】自然のパワーをいただきま〜す
山本洋子 山平松生 遠藤京子 
【特集2】80歳から息子世代へ!「いのち」のメッセージ
中野次郎 アンドレ・キャラビ 吉川亨
【闘病記】 一歩また一歩 ガンと共に歩む
花井陽光 松尾達也 若山朝子 黒川宣之

詳しい目次一覧は、
このコラムの第1817回に紹介しましたので、
興味のある方は、ここをご覧下さい。

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2007年8月26日(日)

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