第1785回
もっとわくわく、もっと輝いて!
ちょっと前に、只今、次号「いのちの手帖」第4号の
編集作業中です、という話を書きまして、ありがたいことに
今回も原稿はたくさん寄稿していただき、
カラーページも増ページすること――、
わくわくするような原稿を拝読しながら
次号「いのちの手帖」の編集作業ができることは、まさに至福。
知らず知らずのうちに元気のエネルギーが高まる気分となる――、
こんな話を紹介しました。
敬愛するHIQの邱永漢先生の「金言名句」はもちろん、
この6月、芸術院恩賜賞を受賞された作家の三木卓さん、
評論家でテレビでもおなじみの竹村健一さんのエッセイは、
じつに含蓄の深いものです。
読んでいて心がときめきます。
さて、今日は、またまた、ときめきながら
20ページの大特集を印刷所に送りました。
題名は、ずばり「ときめき対談」で、10年以上、
子宮ガンや乳ガンと闘って、いまは元気に、
わが身を快癒の道に導いたばかりでなく、
講演会や旅行会を開いて、多くの患者さんとご家族に
希望と勇気のメッセージを送り続けている、
おふたりの女性の登場です。
逸見晴恵さん(エッセイスト、
株式会社オフィスいつみ・代表取締役社長)と
イディス・シーさん(中台禅寺・
護法会シリコンバレー支部会長)の
4時間にわたる、
闘病秘話と生き甲斐探しの話を収録したものです。
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次号「いのちの手帖」に登場する
逸見晴恵さん(左)とイディス・シーさん(中央) |
タイトルは以下です。
「もっと、わくわく、
もっと、輝いて・・・
〜この10年は”生きがい探し”の旅でした〜」
司会をやらせていただいた僕も、
足掛け9年のキャンサー・キャリアですから、
眦(まなじり)を決してガンと闘うというのではなく、
ガンをなだめすかして仲良くして、
しなやかに人生を掴んでいくかという話ですから、
身・魂・心丸ごとに迫る対談となりました。
詳しくは、9月に雑誌ができるまで楽しみにしてください。
なお「対談の前書き」に、僕は以下のように書きましたので、
予告編としてお知らせしておきます。
*
〜ときめき対談を読む前に〜
本誌「いのちの手帖」の読者のみなさんもご存知のように、
逸見晴恵さんは、フジテレビの名アナウンサーであった
夫の逸見政孝さんをガンで失ったばかりでなく、
涙もかわかぬ半年後、自らも子宮頸ガンに見舞われました。
もうひと方、台湾回りでアメリカから
お越しいただいたイディス・シーさんは
10年前に、乳ガンにかかり、続いて子宮頸ガンに襲われました。
お二人とも同じ歳で、同じようにガンと闘って10年以上、
ご自身の闘病はもちろんのこと、
仕事、家庭、そして子育ての真っ只中でしたから、
他の人に比べたら、
かなり波乱の人生を歩んでこられたことになります。
最近は、ガンの定期健診も普及してきたというのに、
乳ガンの患者さんは500人に一人、
子宮ガンは1250人に一人といわれ、
まさに、このふたつの女性ガンが急増。
多くの女性と家族を悩ませているわけですが、
本日は、その貴重なガン克服体験はもちろんですが、
その後の生き方といいますか、
生き甲斐探しのさわやかな知恵についても、
おふたりから、じっくりと伺いました。(以下略)
*
我田引水の話となりますが、原稿を入稿している僕が読みながら、
改めてどきどきわくわくしてきた大特集対談ですから、
次号「いのちの手帖」(9月1日)が発売になったら、
ぜひ読んでください。
希望と勇気が湧いてきます。
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