元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1780回
「マクロビオティック食堂」の記念イベント

東京・目黒で「あらいぐま」1という店名の
自然食品と石けんの店を開いている
遠藤京子さんが、7月3日から、
マクロビオティック食堂「あらいぐまの台所」というお店を
開店したという話の続きです。

宣伝チラシには「あらいぐまの野菜は
豊かな土の匂いがします。
それぞれの野菜の持つほんとうの味を一度お試しください」として、
体にやさしいメニューがラインアップされています。
一部を紹介しておきましょう。
●ごはんセット(玄米・味噌汁、お新香・胡麻塩)500円
●きんぴらごぼう 600円(ハーフ350円)
●ひじきこんにゃく 600円(ハーフ350円)
●切干大根の煮物 900円(ハーフ350円)
●厚揚げの味噌粕漬け 900円
●自家製テンぺのステーキ 1200円

そして、数々の記念イベントが開かれています。
■7月7日(土) “七夕の一夜は、ジャズで”
ウッドベーシスト 村木充さんとピアニスト後藤魂さんのデュオ。
■7月16日(月・祝)講演会
「いま、宮澤賢治をどう見るか?」
『宮澤賢治伝説――ガス室のなかの「希望」へ』
(2004年・河出書房新社刊)著者で作家の山口泉さんが講師。
■7月20日(金)〜22日(日)「うさとの服」展示会
タイの天然素材衣類の
デザイナー・さとううさぶろうさんの作品展。
■7月26日(木)
「料理講習会土鍋で作るマクロビオティックなお惣菜」
リマ・クッキングスクール主任講師の尾形妃華怜さんの講習会。

小さいながらも本物志向のお店ですから、
機会を作って訪ねてみてください。

ちなみに、僕も親しくしている作家の山口泉さんの講演は
聞いてみたいので顔を出そうと思っています。
ちなみに、山口さんのホームページ3に
予告が載っていますので、紹介しておきます。

■ NPO「オーロラ自由会議」講演会
「いま、宮澤賢治をどう見るか?」
7月16日(月)15:00〜20:00
 マクロビオティック食堂「あらいぐまの台所」
(東急目黒線・武蔵小山駅12分)
第1部・講演会/15:00〜18:00
 1200円(資料代・お菓子・お茶つき)
第2部・懇談会/18:00〜20:00
 800円(玄米おにぎり・味噌汁・小鉢・お新香つき)
「小説・評論の両面から、
差別と自由・戦後日本と東アジア・近現代文学等の問題に
発言を続ける
作家・山口泉が、大著※3
『宮澤賢治伝説――ガス室のなかの「希望」へ』
(2004年・河出書房新社刊)を機軸に、
独自の宮澤賢治論を展開。
“宮澤賢治的なるもの”への「共感」に象徴される、
現在の「精神の戒厳令」的状況の実相を問う。
マクロビオティックをはじめとする
「食養」論の見地からの検証もあり。」
*問い合わせ/マクロビオティック食堂「あらいぐまの台所」
 〈電話〉03-3794-1848

まさに「身・魂・心」に
エネルギーをもたらす講演となるでしょうから、
興味のある人は行ってみましょう。
ともあれ、「偉大なる生命の哲学」である
マクロビオティック食養生が、様々な形で、広がることは、
喜ばしい現象です。
とかく、痩せる、美容によい・・・
という点に人気があるのかもしれませんが、
そこを入り口として、汚染された環境から身を守り、
人間らしいいのち学を見直す生活設計を組んでいきましょう。
もちろん、これが長寿難病時代の賢い知恵です。


1 http://www.araiguma-net.com/
2 http://www.jca.apc.org/~izm/
3 http://www.jca.apc.org/~izm/gasusitunaiyou.html


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2007年7月12日(木)

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