元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1750回
旅で体を冷やさない

ガンには「からだの冷えが大敵」です。
これからは、楽しい旅のシーズンですが、
暑いからといって「冷房に無防備」で出かけてはなりません。

このコラムで、先日、ウイーンに旅した話を書きました。
楽しい旅も、途中で風邪を引いたり、お腹を冷やしたりしたら、
元も子もありませんから、
僕たち夫婦は、携帯カイロを40枚持って出かけたわけです。
東京〜ロンドンまで11時間、
とくに長距離の飛行機内の冷房は要注意ですから、
携帯カイロを患部に近い腋の下、尾てい骨の上、臍の左側・・・
と3枚貼って、体を冷やさないように防備したのです。

夏の室内適温は26〜29度、湿度50〜60%といわれています。
航空機内は24度以下ということですから、
女性が膝に毛布をかけている姿をよく見かけるのは
低温過ぎるからでしょう。
ましてや、半日間も低冷房状態に身を置く海外旅行なら、
薄い毛布一枚では、とても冷え防備とはなりません。
患者の方は、夏でも携帯カイロは必携です。
また、海外のホテルの冷房はきついほどサービス
と考えている国もありますから要注意。
寝ている間に風邪を引いたりしたら、
病気を再発させる引き金になりかねません。

さて、今回の海外旅行の冷え対策で
もうひとつ加えた秘密道具があります。
「ひざックス」という、脚ひざを守るサポーターです。
「まるで足湯に浸かっているように
ジワ〜ッと膝が温まります。
節々を軽やかにサポートします。
騙されたと思って使ってみてください」と
これは旅行の前に、知り合いの日本ノイホルム研究会理事長の
一ノ宮道瑠さんから送られたものですが、
たしかに、ほかほか下半身が温かく
飛行機内の長時間冷房にも
耐えられたのにはありがたいことでした。
僕は、ガンだけでなく、椎間板ヘルニアの再発も心配ですから、
「携帯カイロ」+「ヒザッくす」
の冷え対策は功を奏したようでした。

ところで、この「ヒザッくす」という膝サポーターは
どういう仕掛けで「体を温める」のかといいますと、
新素材「カリウムCRK40」をサポーターの膝部分に
高密度熱転写しているからだというのです。
「カリウムCRK40」とは、わかりやすくいうと、
超微量の放射線物質で、
自然放射の10万分の一程度にレベルを下げれば
さび付いた細胞を活性化させる・・・という
刺激効果=ホルミシス(hormesis)効果を応用したものです。
「遠赤外線とマイナスイオンを効率よく発するユニークな元素で
もともとは、
天然鉱物であるレアース鉱石(石英斑岩)に含まれるミネラル」
と特許請願中の「大和ヘルス社」のホームページ
で解説されていますので、
詳しく知りたい人は、ここを見てください

また日本ノイホルム協会のサイト2でも
「カリウムCRK40」を練りこんで作った「花瓶」に切花を挿して
「ホルミシス効果」=生体活性化を証明する
実験結果も解説されています。
サポーターだけでなく、「カリウムCRK40」を熱転写したソックスも
併用すれば、さらに下半身を温める効果は上がるようです。
ちなみに、前に紹介した、
近刊「心もからだも「冷え」が万病のもと」(集英社新書)
という本の中でも、
著者の東京女子医大・
青山自然医療研究所クリニック院長・川嶋朗さんが
「携帯カイロ」「腹巻」「指モミ」
「血流改善の靴下、ブラジャー」など
気軽にできる「冷え退治のヒケツ」に続いて
「カリウムCRK40」のホルミシス(hormesis)効果を
解説しています。

ともあれ、難病や加齢による「冷え」は健康の大敵です。
健康維持の基本は、むやみに薬を飲むことではありません。
転ばぬ先のツエ! 自分に合った「温熱養生法」を工夫して、
日々の生活や旅を満喫して、英気を養うことが肝要だと思います。

1 http://www.daiwa-health.com/crk40/index.html
2 http://sun-reform.co.jp/neuform/index.php?blogid=1


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2007年6月12日(火)

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