元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1733回
わが家の健康補強食品ベスト3

僕が、食道ガンの手術を拒否して、退院後から始めたのが、
漢方療法と食事療法を中心とした、
身魂心のエネルギーを丸ごと高める、
我流のホリスティック療法でした。

漢方療法は、主治医の帯津良一医師の処方する
漢方のせんじ薬と、中国の王振国医師の開発した
漢方複合薬・天仙液の常用です。
食事療法は、動物性の脂や肉を避けた、
マクロビオティック玄米菜食法を中心にして、
日々の食事を続けてきました。

ガンは、メスと化学劇薬で「叩きのめせば治る」とする、
大学病院では、こうした養生法は教えてくれませんから、
心あるホリスティックな医師を探し出し、
まさに、自分と家族で組み合わせた
延命術を編み出したことになります。
まわりの友人たちも協力してくれましたが、
大抵の知人が、
「あんなことをしていては、
すぐに再発してお陀仏さ」
と思っていたようです。

しかし、何度もこのコラムで書いてきたように、
ガンのような複雑難病は、
ただ切ったり、叩いたりしても治らないわけで、
たとえ、応急処置として手術や抗ガン剤治療を受けたとしても、
退院後の再発不安は誰もが避けられません。
ですから、ガンに負けない体質作りに、
時間もお金もかけることが、ガン延命学の基本なのです。
ずばり、断言しておきます。
手術、抗ガン剤、放射線という、いまの医療制度が認めている
「標準治療」しか勉強していない、大学病院の医師たちが
ガン治療の最前線から一番、遅れているのです。
患者が、おかしな化学劇薬や、
未熟な手術、不衛生な病院の院内感染など、
ガンそのものではなく治療で命を落すとしたら問題です。

こればかりは、現行医療制度の中で収益を上げなければならない
医師と病院のサイドの問題ですから、
患者が横から口を出せない問題がたくさんありますし、
いくら首を長くして、患者本位の医療改革を待っていても、
こちらの寿命が持ちませんから、
いまガンの患者と家族が率先してなすべきは、
「病気を未然に防ぐ」もしくは「病気の再発を防ぐ」ための、
体質強化と免疫力アップの「攻めの養生計画」なのです。
もちろん、これが寝たきりにならず、
よりよい時間を長く過ごす
長寿時代の新しい要諦ともなるはずです。
おそらく、このホリスティックな発想法が幸いしたのでしょう。
おかげで、僕は、この9年、
どうやら再発転移をまぬがれて生き延びています。

とくに、漢方も食事も、また呼吸法も、
主眼はデトックス(毒だし浄化法)に置きましょう。
つまりいかに「抗酸、浄血、排毒」をして、
ガンに負けない体質を作るか?
これが、ガン退院後の「攻めの養生法」のポイントです。

というわけで、さらに体質強化を図るため、
いくつかの健康食品も毎日、常用しています。
もちろん、健康食品もピンからキリまで
いろいろありすぎて困ります。
薬と違って立証性(エビデンス)に乏しく、
おかしな製品も溢れています。

ただ、体験的に、わが家で重宝している
「3大健康補強食品」がありますので、
養生計画の参考のために、少し紹介しておきたいと思います。
●ブラックジンガー 
●ラクティス 
●バイオブラン・・・の3つです。
ただし、ガンが治る?などと、
眦(まなじり)を決して飲食するのではなく、
こうした健康補強食品は、
自分の体調に相性がよければ続ける・・・
それくらいのさりげない気分で、心トキメキながら
付き合うのが賢明だと思います。


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2007年5月26日(土)

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