元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1598回
ホリスティック医療の病院&医師(1)

ガンは、いわば「突発性老化病」という、
長寿社会の特有の生活習慣病であるから、
ケガや感染症、さらに、
心臓病手術などのように「臓器修理」だけでは治らない・・・、
これからは「生老病死」に関わる
ホリスティックな医療改革が待たれている・・・
という話の続きです。

このガン医療改革がなされない限り、
「ガンそのものではなく抗ガン剤治療で死ぬ」
「患者の医療負担は激増する」
「国家の医療財政は破綻する」
さらに「旧態依然とした病院は流行らなくなる」
・・・こうした医療惨状が
日本を席巻することは間違いありませんから、
僕たちの会報雑誌「いのちの手帖」では、
新しいガン治療=ホリスティック医療に期待すべく、
そうした医師と病院のホームページを紹介しつつ、
これからのガン治療とは何か?について考えています。

もちろん、からだ、こころ、いのちの
人間丸ごとを見る医療とは、まだ始められたばかりで、
日本でも、帯津良一医師など、
ほんのわずかな医師たちしかおりません・

ただ、僕ないしスローヘルス研究会のメンバーが
診療体験をしたことのある、ホリスティックな医師の中から
何人かを選んで、その病院のホームページを
季刊「いのちの手帖」、また拙著「ガン延命学新書」には、
収録してありますので、
興味のある方は、ぜひ、参考にしてもらいたいと思っています。

以下、その一部を紹介します・

          *

【ホリスティック医療の病院&医師のホームページ】

●帯津良一博士と帯津三敬病院・帯津三敬塾クリニック※1

ガンの治療に西洋医学と東洋医学の融合=
中西医結合という考えを取り入れ、
「ホリスティック医療(全人的な治療)」の
実践に取り組んでいる病院。
西洋医学の現場に自然治癒を主眼とする、
漢方、気功、ホメオパシーなどの
代替療法を取り入れるポリシーで、
20数年前に帯津医師が設立。
病院食には玄米菜食を取り入れている。

 〒350-0025 埼玉県川越市並木西町1-4
 電話049-235-1981

・帯津三敬塾クリニックは

〒171-8505東京都豊島区西池袋1-6-1 ホテルメトロポリタンB1F
 電話03-5985-1080

●東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック※2

「人にやさしい医療をめざす」として、
日本の大学として初めて統合医療の診療を行う施設。
西洋医学を補う相補・代替医療を用いて
西洋医学的なアプローチが困難な疾患・体質へ対応。
西洋医学的な相談から自然医療の指導までを行う。
所長は川嶋朗助教授。

・自然医療研究所クリニック
〒107-0061 港区北青山二丁目7番13号 
電話03-5411-7192


※1  http://www.obitsusankei.or.jp/
※2  http://www.twmu.ac.jp/AWNML/N/top/


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2007年1月11日(木)

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