元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1474回
「大いなるいのち――草原の輝き」

「いのちの手帖」第2号にたくさんの
購読申し込みを有難うございます。
該当口座への入金確認後、
9月12日までにはお手元に郵送される手はずですので、
まだ到着していない方はもう少々お待ち下さい。

さて、「いのちの手帖」第2号の内容はどういうものか?
改めて、紹介させていただきます。
「いのちの手帖」の監修者で
スローヘルス研究会の最高顧問である帯津良一先生の
●「大いなるいのち――草原の輝き」という巻頭言に始まって、
最長老・直木賞作家の邱永漢さん、
芥川賞作家で詩人、そして「生還の記」の著者・三木卓さん
のおふたりからも珠玉の特別寄稿もいただきました。
●特別寄稿  金言名句――
氣平らかなれば一生は楽し 邱永漢
●特別寄稿  患者のこころ  
「目下クスリ怪獣」    三木 卓

もちろん、スローヘルス=ゆったり健康法で
自らの人生設計を創った、
患者と家族のみなさんの随筆、手記が満載されていますので、
ぜひ、一人でも多くの方に
手にとって読んでいただきたいと思います。
以下、「いのちの手帖」第2号の目次の一部を紹介します。

         *

●特集1 元気を貰った、あの一言
乳ガン告白・・・そして、姉から学んだ“生きる”輝き
宮崎ますみ
攻めの養生訓―「明日、死ぬと分かってもするのが養生である」
堀切博昭
オモリを捨てる――、自分らしく輝くためのコツ
洞沢鯉江 
読んで笑ってスローヘルス・・・目からウロコの「読むクスリ」
A・キャラビ 
希望こそ良薬! あきらめは毒薬! ガン基本法に思う
関根 進 
●特集2 いま家族でときめいて
食道ガンで昇天した母・・・、でも「いのちは繋がっているのです」
佐々木 舞
もっとプリンを! お茶目な母、91歳の大往生
深見利満
「這い這いの子にいのちを教えられ」孫娘“虎視眈々ちゃん”の記 
野口晴男
ベーチェット病を乗り越えて・・・、病気が教えてくれたもの
浦部真弓
夫・土屋繁裕の一周忌、パパのすべてを守り続けます
土屋広見
●闘病記 ガンと上手に付き合おう
子宮ガン、乳ガン・・・、2度のガンを漢方で克服して
イディス・シー
運命を変えた白血病(2) 再発宣告、そして温かい支え
花井陽光
なぜ私が食道ガンなの? でも、切らずにクリアできました
佐野淑子
直前で逃れた運のよさ 「美食、ポリープ、内視鏡」
高麗丕文
こんどは左の乳ガン、ほんとうにガンさんには教えられました
平野日出子
          
ちなみの帯津良一博士の巻頭メッセージを紹介しておきます。
読んだ人の心が洗われるような、すがすがしいエッセイです。

             *

【巻頭言】
大いなるいのち   草原の輝き  

今年も草原行きの日が迫ってきた。
二年に一度、草原に一人立って虚空と向かい合うことにしている。
草原とは中国は内モンゴル自治区ホロンバイル草原のことである。
ホロンバイル草原を訪れるようになって、
もう20年になるからほぼ10回目ということになる。
最初は私の病院のがんに対する漢方薬治療の基礎をつくってくれた
北京の李岩先生に連れられて行った。
雨に煙る、その時の北京駅がいまでも目に浮かぶ。
李岩先生はいまはどうしているやら、
最後に便りがあったのは5、6年前のこと、
そのときは香港からであったが、
名にし負う奇人の先生のことだから、
そのままおとなしく香港に居るとは思えない。
(注・以下、明日に続く)


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2006年9月9日(土)

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