元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1443回
楽しみながら食養生Q&A

いまは絶版となってしまった、
僕と、岩手の食生活アドバイザーの
鈴木美感子さん(ペンネーム 鈴木博子)の
共著「ガンは食べて治す」(ぴいぷる社)
という本から紹介する、、
「Q&A問答集=
毎日楽しみながら出来る「食養生法」のABC」の続きです。

この本、いい本ですが、出版社が倒産したため、
いまは絶版となり、
アマゾン通販などでも新古本として、
倍近いプレミア価格で扱われているもので
なかなか、みなさんの手に入りにくくなっていますので、
その一部を紹介させていただきます。

初心者でも、マクロビオティック玄米菜食法による、
病気予防、美容痩身の知恵や、
「デトックス」(毒だし体内浄化法)の
基本理論、ヒントがつかめますから、
続けてお読みください。

 *

Q&A(1)玄米食は胃が痛くなって食べられない?

【質問】 知り合いで、玄米を食べ始めたのはよいが、
胃が痛くなって食べられなくなったといいます。
どうしたらいいでしょうか?

【答え】 少し硬かったか、消化器系が
弱っていた方ではないでしょうか?
よく噛むとともに柔らかめに炊くか、はじめは七分搗き米とか
五分搗き米から食べた方がよいかもしれません。

とにかく、玄米食中心の食養生をなされるには、
基本を押さえることはとても大切なことだと思います。
マクロビオティックに興味を持たれた方は、
まず本を読んでみてください。
その上で、自分の体、生活に合った方法を
考えていけばよいと思います。

先日、手に入れた本で「食養料理指南」
(小川みち著・正食協会)があります。
マクロの基本を知っているということは、
基本に帰るということがあるということ、
自分の頭でよく考えること、
と書いてありました。(略)

日ごろ、基本を押さえていても、
羽目をはずすときがあるものです。
そんなとき、マクロビオティックを知っていれば、
そこに戻るだけのことなのです。
羽目をはずしっぱなしでは、
気合を入れて、
病気治しの食養をしなければならなくなります。
精神的に強い方、家族がすぐ協力してくれる方は
マクロを実行しやすいと思いますが、
そうでない方も多いはずです。
できるところから少しずつ始めましょう。


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2006年8月9日(水)

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