元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1417回
デトックス(解毒)な「お惣菜」

ちょっと、食卓を楽しくする、
マクロビオティック玄米菜食法のお惣菜メニューについては、
岩手の食生活アドバイザーの鈴木美感子さん
【自然食通販店マグノリアを経営】に伺って、
わが家でも何度も登場する、
「体にやさしい、デトックス・メニュー」がありますので、
いくつか紹介します。
きっと、食卓が楽しくなります。
食事は修行ではありません。
楽しくなくては意味がありません。

● 車麩(くるまふ)のソテー(4人分)
<材料>車麩3枚、小麦粉カップ1、醤油大匙3、
生姜小1かけ、ごま油少々、みりん大匙1
<作り方>
1.車麩を水で戻し、戻ったら水を絞っておく。
2.戻した車麩に、醤油、生姜汁、(みりん)をかけてよく揉み、
下味をつけ、小麦粉をまぶす。
3.熱したフライパンに油をひき、しっかりと焼き付ける。

● ひえのハンバーグ
<材料>ひえ半カップ、タマネギ小1個、セイタン大匙1〜2、
塩少々、なたね油適宜、 コーン適宜
<作り方>
1.ひえは目の細かいザルでよく洗い、
水を切っておく。タマネギはみじん切りにしてよく炒める。
セイタン(小麦粉の)は水にさらし、
醤油抜きをし、粗みじん切りにする。
2.ひえは水カップ1で湯炊きにする。
3.炊いたひえ、玉葱、セイタン、塩少々をよくこね、
小判型にまとめる。(適宜コーンや野菜を入れて良い)
4.熱したフライパンに油をひき、焼き色がつくように焼く。

● 玄米シチュー(4人分)
<材料>タマネギ2個、人参半分、レンコン小1個、
シメジ3分の1パック、椎茸(だしをとった後)2枚、
コーン半カップ、出し汁6カップ、
玄米全粒粉(リブレフラワー・ホワイト)1カップ、
菜種油大匙3、塩大匙1、月桂樹・パセリ(適宜)
<作り方>
1.タマネギ、椎茸はみじん切り。
シメジは粗みじん切り。レンコン、
人参は5mm〜1cmの角切りにする。
2.鍋に油を熱し、タマネギをよく炒める。
塩少々をふると甘味が増す。
3.シメジ、椎茸、レンコン、人参、を入れて炒める。
4.出し汁半分量を鍋に注ぎ入れ、
月桂樹とコーンを入れてよく煮込む。
5.残った出し汁で玄米粉をよく溶かし、鍋に注ぎ入れる。
6.こげやすいので、
ヘラで底を混ぜながらとろみがつくまで煮込む。
7.塩で味を整える。
8.盛り付けの時に適宜パセリを散らしたりする。

どうです? とても食卓がにぎやかでしょう。
それと、夏でもこれぐらいの主食と惣菜をとっていれば、
デトックスはもちろん、
体を冷やして体調不良に陥ることもありません。
まだまだ、デトックス・メニューはたくさんありますが、
今回はこの辺で。


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2006年7月14日(金)

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