元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1384回
「いのちの手帖」第2号はいつ発売?

「いのちの手帖」創刊号は、
全国のHIQのみなさんから、
たくさんの購読希望をいただき有難うございました。
お陰で増刷しましたので若干の在庫はありますので、
どうしても読んでみたいという方がおられたら、
このコラム別掲の要項にしたがってお申し込みください。

さらに「定期購読は出来ないか?」
「第2号が待ち遠しい」という
励ましのメールや手紙をいただいていますが、
定期購読のシステムはとりませんので、
面倒でも、その都度、購読申し込みをお願いします。

さて、第2号は、そろそろ原稿が集まってまいりましたので、
8月下旬には出来上がる予定で進行しております。
多くのキャンサー・サバイバー(ガン生還患者)
のみなさんをはじめ、
国内のみならず、スイス、アメリカ、フランスの
スローヘルス運動の支援者の方々からも
素晴らしい原稿が届いています。
もちろん、北京からは邱永漢先生からも玉稿を賜っておりますので
楽しみにお待ちください。

さて、「いのちの手帖」については、
このコラムでその発刊理由を何度か書きましたが、
いま発売中の「月刊マクロビオティック」6月号※1
巻頭「提言」ページで、
僕の考え方を書かせていただいておりますので、
愛読されている方はぜひ読んでみてください。
「月刊マクロビオティック」は、玄米菜食の提唱者、
桜沢如一氏の創意を受け継ぐ、
日本CI協会発行の直販雑誌ですから一般の書店では買えません。
というわけで、「提言」のさわりだけを紹介しておきますが、
詳しく読んでみたい人は、日本CI協会に申し込んでください。

              *

提言 心のマッサージマガジン=
季刊「いのちの手帖」を創刊した理由 
スローヘルス研究会会長 関根 進

この3月、小さな季刊雑誌を創刊しました。
雑誌の題名は「いのちの手帖」、
キャッチフレーズは
“心のマッサージマガジン”と決めました。【略】
なぜ、発刊を思い立ったかといいますと、
本来、病院の姿が「患者の癒しの家」
「いのちの広場」であるべきですが、
現状は、あまりにも、かなりかけ離れていると痛感したからです。

さらに、足かけ8年――患者をやっていて、
とても気になることがありました。
世間のガン情報の傾向を眺めておりますと、
大半が「コレを読めば治る!」とするものと、
いや「治らない=まやかしだ!」とするものの
両極端のメディアが氾濫しているのですね。
多くの患者が、独善折伏式、
いや一方通行式のガン情報に振り回されている
といって言い過ぎでは
いや、300万人以上の人たちが、
なんとか工夫を重ねて延命・養生しているにもかかわらず、
大半の情報が医師サイド、病院サイド、行政サイド、
薬業者サイド、そして治療師サイドからしか発信されていない――、
これはおかしいぞ!と思ったわけです。

“ガン難民”“長寿難病社会”といわれる時代に、
肝心の患者や家族のサイドに立ったメディアが皆無に等しい
というのはどうしたことか?【略】 
というわけで、小さくてもよいから患者本位の雑誌を作ろう! 
患者と家族が腹のそこから
処世観を表現できる「いのちの広場」を作ろう! 
これが発刊に踏み切った大きな理由です。【略】


※1 http://www.ci-kyokai.jp


←前回記事へ

2006年6月11日(日)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ