元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1317回
なぜ、玄米菜食か?

「いのちの手帖」創刊号で連載が始まった
島村トータルケアクリニックhttp://www.stcc.jp/
の穀物菜館館長・野口節子さんの
「体に優しい料理教室」の話の続きです。
第一回は「もっちりと美味しく“玄米を炊くコツ”」
初心者にも分かりやすい「玄米菜食・入門」ですので、
さわりをちょっと紹介しておきましょう。

          *

●なぜ、穀物菜食が素晴らしいのでしょうか?

我が国の食生活は今や世界中の食べ物が堪能できます。
駅ビルやデバ地下では加工食品やお惣菜類、
有名老舗の高価なお料理も並び食欲をそそります。
豊かそうに見えますが
どうも幸せとは思えません。

お金さえ出せば何でも食べられる
満ち足りた食生活を送る一方、
健康に対する不安、
それをあおるかのように「○○は○○病に効くよ」とか
「○○を摂って○○を予防しよう」という情報が
現れては消えまた現れています。
ひとたび病気になれば家族や友人から勧められた
幾種類ものサプリメントを摂取。
「食」への関心の高さとともに
今の「食」の危うさを感じている人も少なくありません。
1日3回、1年で千回以上。食卓はすごい力を持っているのです。
 
島村トータル・ケア・クリニックで
食事指導・相談を担当していますが
「家族みんなで食事を見直した」
「食事を変えただけでこんなに元気になった」
「ここのクリニックに辿り着いたことに感謝です」
「穀物菜食の素晴らしさ知りました」
「子どもたちにも食事の話をしてもらいたい」
などの意見が寄せられています。

当クリニックで行っている
島村先生による医療講演では
最新の治療、命の教育などについて話されますが、
食養生の大切さも語られ玄米がすすめられます。
C型肝炎が安定されたり、
全く食事がとれなかったがん患者さんが
食べられ生きる喜びが湧いた人、
高脂血症、糖尿病、高血圧症の患者さんたちが
数ヶ月で見違えるようになったり、
従来かたときも離せなかった薬の必要がなくなった方々、
笑みがこぼれるクリニックです。

患者さんたちが穀物菜食に出会い、
信じ、実践し、よい結果が得られ、
喜びを語ってくれる人たちが多く、
喜びを分かち合っています。

人間にとって本当によい食事は、
健全な大地や浄化力に優れた海が育んでくれた
生命力にあふれた素材を使った料理なのだと思います。

                *

どうでしょうか?
ガンや糖尿病の患者さんはもちろん、
これからの長寿時代を元気に長生きしていくために
なぜ、日本人は日本人らしい
「玄米菜食」を見直さなければならないか?
こうした意味合いが、よくわかると思いませんか?


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2006年4月5日(水)

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