元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1234回
肩凝り、便秘、下痢と「気功法」

日々の慢性疾患を改善させる
気功法の話の続きです
いま発売中の「がんを治す 在宅療法大事典」
公開している、
気功師・鵜沼宏樹さんの、
『わが家で出来る気功法』より抜粋します。

          *

肩が凝るとき
息を吸いながら肩を上げ、
吐きながら一気に脱力して落とします。
鼻で吸い、口で吐きます。
これを3回くり返します。

便秘のとき
まず、すねの外側にある
上巨虚というツボを5〜6回指圧し、
そのあと手首にある神門と
大陵というツボを意識しながら、
肘から先の前腕を
可能なところまでゆっくり外旋させます。
自然に元に戻して、また外旋。
このように36回繰り返します。

下痢のとき
まず手のひらの中心が
ヘソにあたるように、
両手を重ねてしばらく維持します。
つぎに両手を自然に体の両側に置き、
手の合谷というツボを意識しながら、
肘から先の前腕を内旋させます。
可能なところまでゆっくり絞って、
自然に戻すこと36回行ないます。

嘔吐あるいは吐き気がするとき
こういうときは、抱球椿が適しています。
抱球椿=まず両手の内関というツボを
それぞれ3回ずつ指圧したあと、
足は肩幅に開き、
両手をヘソの高さにあげ、
大きなボールをかかえる
イメージで5分程度站功を行ないます。
膝はわずかに曲げ、
目は半眼にして表情をゆるめます。 

          *

このほか、「がんを治す 在宅療法大事典」には、
痔、動悸・息切れといった
複雑な慢性疾患の対処法などにも
ふれています。

もちろん、
「気功を取り入れたホリスティックなガン治療」に
成功した患者さんの症例なども掲載されていますし、
複雑な病気こそ、
患者が主体となって
からだ、こころ、いのちの全体のつながりをみる、
ホリスティックな考え方が大切だと説いていますから、
ぜひ、参考にしてみてください。


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2006年1月12日(木)

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