第1233回
高血圧頭痛や痛みと「気功法」
日々の慢性疾患を改善させる
気功法の話の続きです。
いま発売中の「がんを治す 在宅療法大事典」で
公開している、
気功師・鵜沼宏樹さんの、
『わが家で出来る気功法』より抜粋しましょう。
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●高血圧で頭痛、目眩がするとき
このときは降圧功を練習します。
まず楽にイスに腰かけ、
手のひらを下に向けて、ももの上にのせます。
顔には笑みを浮かべ、
軽く目を閉じます。
ここでイメージを使います。
自分は裸で坐っているとイメージし、
霧雨が降っています。
上から下に雨がつたいますが、
その雨は体の内部にも浸透して下に流れます。
そして意識を足底の湧泉に移し、
そこから熱っぽい邪気が
どんどん抜けていくところを想像します。
最後はその熱毒の邪気が全部出きったのを確認して、
ゆっくり目を開けます。
●痛みがあるとき
ここでは自分の手をあてる
二種類の方法をご紹介します。
軽度あるいは中度の痛みに試す
価値のあるものです。
1.痛い部位で直接息を吸って
息を吐くときに、
そこから痛みが宇宙の遠くへ
飛ばされることをイメージします。
4拍で吸って12拍で吐きます。
鼻で吸い口で吐きます。
2.左手の手のひらを
その中心が百会
(両耳の先端を結び、線と正中線の交わるところ)
よりわずかに前寄りに
当たるように頭にかぶせます。
つぎに右手の中指を
眉間の印堂というツボにあて、
エネルギーがやわらかく浸透していくところを
イメージします。
目は閉じて行ないます。
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