元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第1174回
「ホリスティック介護研究会」のお知らせ

11月23日(水・祝日)に開催される
帯津良一医師と僕の「講演会」の話の続きです

ホリスティックな治療を奨める講演会といっても、
23日に開かれるセミナーは
「介護をもっと、ホリスティックに」というテーマで、
とくにガンだけでなく、認知症や老齢者医療など、
より広範囲な介護について、
病院はもちろん、在宅や地域で、
よりホリスティックな環境を作れないか?
そうした提案をするセミナーです。

主催するのは「NPOオーロラ自由会議」、
「ホリスティック介護研究会」をやっておられる
遠藤京子さんで、司会は作家の山口泉さんですが、
その日のパンフレットから、
講演企画の趣旨を紹介しておきますので、
興味のある方は、参加してみてください。

          *

「ホリスティック医療」とは、
患者の病気だけを診るのではなく、
その人の全体を見ていくなかで、
根本的な治療を試みようという考え方です。
人間は、心と身体と霊性でなりたっていると考え、
その全体の関連性を診ていこうというものです。
私たちは、この「人間の全体を診てゆく」
という視点に感銘を受け、
また共感いたします。

医療だけでなく、介護においても
一人ひとりの被介護者の全体性を考えたいと思います。
むしろ、介護においてこそ、
心や霊性が重んじられ、
身体との関係において、
そのバランスが大切にされてゆかなければ
ならないのではないでしょうか。

平均寿命が格段に延びているこの社会で、
私たち一人一人が「セルフケア」の方法や
知識を身につけ、
いわゆる生活習慣病を予防し、
この先長く介護を必要としない
暮らしを目指すことも大切です。
また、介護をするという中身を、
より人間性に富んだものにしてゆくための努力も、
忘れてはなりません。

以上のような観点から、このたび、
文字通りホリスティック医療の先駆者であり、
また第一人者である帯津良一先生と、
ホリスティック医療に造詣の深い
ジャーナリストの関根進先生、
お二人の御講演を、企画いたしました。
これを機会に、私たちもホリスティックな
「セルフケア」を身につけたいと思います。

          *

なお、11月23日の講演会は以下の通りです。

【帯津良一&関根進 講演会】
演題 「介護をもっと、ホリスティックに」
日時 11月23日(水・祝日)正午〜午後5時30分
講演 帯津良一&関根進
場所 中目黒住区センター会議室
会費 2000円
主催 「NPOオーロラ自由会議」
「ホリスティック介護研究会」
申し込み先 TEL:03-5725-6906

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2005年11月13日(日)

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