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         第1089回 
          続「いのちの金言」を持とう! 
        エネルギーの溢れる「いのちの場」を作る――、 
          これこそ、長寿難病時代に負けない大切な心得です。 
          というわけで、 
          拙著「帯津良一のがんに打ち克つ 
          いのちの手帖」に 
          収録した「癒しのことば」「いのちの金言集」の 
          一挙再録の続きです。 
          ぜひ、あなたも、感銘した金言を選んで 
          座右の銘にして見てください。 
          きっと、勇気と元気がもたらされるはずです。 
                  * 
        ●あたかも、 
            よく過ごした一日が安らかな眠りを与えるように、 
            よく用いられた一生は安らかな死を与える 
                           「ダ・ヴィンチ」 
        ●神が人に絶望をあたえるのは 
            その人を殺すためではなくて、 
            新しい生命を呼び起こすためである 
                           「ヘルマン・ヘッセ」 
        ●死の波は高くおどる。 
            しかし私もまた高く登るのである。 
            死を憂えてはならない。 
            ただよく生きんことにつとめよ。 
            死は憂うに足りない 
                           「キャサリン・ブース」 
        ●よし今度もりっぱに乗り越えてみせるぞ 
            朝の来ない夜はないのだから 
                           「吉川英治」 
        ●最大の名誉は決して倒れない事ではない 
            倒れるたびに起き上がる事である 
                           「孔子」 
        ●苦しみをうましとは呼びがたい 
            だが、それを堪うることはいい 
                           「モントゴメリー」 
        ●心が素直なら逆境さえ順境に変えてしまう 
                           「松井幸之助」 
        ●我々はいろいろ理解できないことがある、 
            生き続けて行け、きっとわかって来るだろう 
                           「ゲーテ」 
        ●試練のさなかにあって、われわれの熱誠は、 
            もっと熱烈に燃えさからわねばならない 
                           「コルベ神父」 
        ●悲しみと苦痛は、 
            やがて「人のために尽くす心」という 
            美しい花を咲かせる土壌だと考えましょう 
            心を優しく持ち、耐え抜くことを学びましょう 
            強い心で生きるために 
                           「ヘレン・ケラー」 
        ●他の人の重荷を少しでも軽くしてあげる人、 
            そのような人こそ 
            この世の有用である 
                           「ディケンズ」 
        ●うつくしいこころがある 
            恐れなきこころがある 
                           「八木重吉」 
        ●青春時代に 
            さまざまな愚かさを持たなかった人間は、 
            中年になってなんらの力をも持たないだろう 
                           「モルチモア・ コリンズ」 
        ●人間は毅然として、 
            現実の運命に耐えていくべきだ。 
            そこに一切の真理がひそんでいる 
                           「ゴッホ」 
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