第1075回
腰の痛みよ、飛んで行け?
「帯津三敬塾クリニック」に行って、
椎間板ヘルニアを、
ホメオパシーで治してもらおうと、
帯津医師にお願いした話の続きです。
まえにもこのコラムで解説しましたが、
「ホメオパシー(Homeopathy)」という言葉は、
ギリシャ語に語源を持ち、
Homeo=同種、Pathos=病気または苦痛、
という意味があります。
「西洋の漢方薬」とも呼ばれ、
人間の持つ自然治癒力を喚起する医学で、
いまの西洋医学から見れば
「逆発想」のような、
ふたつの法則から成り立っているのです。
1.同種の法則
「ある症状を起こす物質を、
体に投与することによって、
その症状を取り去ることができる」という原理。
2.超微量の法則
「ある症状を起こす物質を
非常に薄めて投与すると効果が増す」という原理。
漢方では大量の生薬を投与しますが、
ホメオパシーでは、
鉱物・植物・動物などをすりつぶし、
あるかないか分からないくらいに
希釈して(薄めて)、振とうし、
小さな砂糖玉に染み込ませた薬を処方します。
この薬のことを「レメディー」といいます。
ですから、次のような順序で、
じっくりと診療、薬の選択がなされるわけです。
●自分自身の心身の状態について質問表に答える
↓
●レメディーが選択される。
↓
●レメディーを飲んで経過を報告。
↓
●改善されれば終了。
↓
●さらなる改善が必要の場合は、
二回目、三回目・・・とレメディーが選択される。
これをじっくりと繰り返す。
実際には、事故・ケガだけでなく、
ホルモン分泌の不調、
リウマチ、関節炎、抑うつ、
自己免疫疾患、子どもの行動障害・学習困難などの
慢性病にかなりの効果があるというデータもあります。
僕も何人かの体験者から
「気持ちがよくなった」
「よく寝られるようになった」という感想を聞いています。
椎間板ヘルニアの痛みが和らげば
こんな有難いことはありません。
「腰の痛みよ、飛んで行け!」となるかどうか?
まだ、始まったばかりですから、
この“究極の医学”の結果は、
また改めて報告いたします。
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