元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第994回
玉川温泉で英気を養う

5月のゴールデンウイークを
みなさんは、どう過されたでしょうか?
僕たち夫婦は、東北・秋田の玉川温泉で、
英気を養ってまいりました。

すでに行ったことのある人はご存知でしょうが
天然記念物の「北投石」(ほくとうせき)という、
世界でも珍しい鉱物を産出する名湯です。
天然ラジウムやラドンガスを含み、
噴出する溶岩や温泉の中で、
数万年をかけて生成されたもので、
その発する自然放射線が、
人間の体内の新陳代謝を活性化させ、
ガン、リウマチなどにも
自然治癒の効果を高めると信じられ、
研究されてきました。

お湯自体は酸性度の強い温泉ですから、
入るとピリピリと肌を刺激しますから、
長時間浸かるというより、
何回か小分けにして浸かったり、
入る前には普通のお湯をかけてから入ったり、
それなりの温泉ルールがあります。
その効用や様子について、
詳しく知りたい人は、
本コラムの第953回〜を参考にしてください。

玉川温泉一帯には、ホテルも、
元祖である「玉川温泉」
そして、同系列の「新玉川温泉」
さらに、最近では「ぶなの森玉川温泉 湯治館 そよ風」
と、3軒のホテルが出来ましたので、
この山深い秘湯地帯には、
乗り合いバスやマイカーばかりではなく、
キャンピングカーを
仕立ててやってくる家族連れも増えまして、
1000人、2000人の湯治客、
観光客でごった返しておりました。

さて、僕たち夫婦は、
毎年、ジャーナリズムの大先輩である
(株)知性社の社長・小石原昭さんのグループと
行くことにしておりますが、
定宿は「新玉川温泉」を利用します。

今年は、老練な役回りで人気の名俳優・
内藤武敏さんもご一緒でした。
お二人は、すでに78歳の高齢ですが、
ともに九州の福岡出身、
旧制中学の同級の仲良しで、
交遊が続いているわけで、
とても話題豊富で、
愉快な温泉旅となりました。


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2005年5月17日(火)

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