元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第973回
続・あなたの会社を「風水」すれば・・・

第959回=4月12日掲載分、
「ライブドアを“風水”する」という記事で
「ライブドア・フジテレビの和解説」が見事に的中?
翌13日には、最安値のライブドア株が10%以上の急反騰。
われながら、びっくりしたという話の続きです

いくら、グローバル化の時代だからといって、
丸い地球上では、
日本もアメリカもヨーロッパも
居住環境は画一ではない。
東洋には「身土不二」=
「人の命と生まれ育った土とは一体である」
という処世訓がありますが、
そこで形成される人間社会はもっと独自であるべきだ、
とくに日本独自の自然環境学を見直すべきだ・・・
これが、僕が「風水学診断」の考え方なのです。

最近は「地球環境学」が、
複雑な社会問題や経済問題の解決の「鍵」として
よく使われますが、
より、東洋独自の発想、
日本列島独自の立地発想を見直すべきだ
という考えに立つからこそ、
風水の4000年の伝統がはぐくんできた、
「環境景観学」「環境地勢学」といったものに
僕は、興味津々なわけです。

昨年末に出版した拙著「風水金運学の成功法則」や
「中国株 絶対銘柄を狙え」を読んだ人なら、
お分かりのとおり、
風水学で、中国企業の「深セン銘柄の急騰」を
ピタリと的中させた例もあります。

世間では、風水というと、西に金運とか、
黄色い財布を持てとか・・・
ちゃちな運勢占いのように見られ勝ちですが、
もっと奥の深い、東洋独自の「環境共存学」と考えると、
物事がよく見えてくるから面白いものです。

たとえば、伝統風水に伝わる凶相といわれる
家の位置や部屋の配置、
さらに衰気の方位というものを
ただ迷信とバカにすることは出来ません。
ちなみに、拙著「風水金運学の成功法則」でも解説しましたが、
以下のように「あなたの会社の命運」を
風水で占うことも出来るのです。

三角形の家・ビルはストレスの元になる凶相

周囲より一軒だけ高くたっている家・ビルは孤立無援

湾曲した高速道路の外側に立っている家・ビルは
  精神衰弱、不眠症を起こす

凸凹の多い家、凹形や欠けの多い家は
  一家の健康や子供の成長に不利

玄関が河川に面している家は浪費がかさみ、
  財運、事業運に恵まれない

向かいの家の角に食い込まれる地形の家は
  精神的にマイナス。事業運も衰える。

ビルとビルの隙間に玄関正面を
  向けて立っている家・ビルは事業運も衰運となる

どうです? 土地や建物の環境が、
予想外に住む人に精神的な影響を与えていると思いませんか?
日当たりの悪さや心身の不安定感だけでなく、
その土地が先祖以来もっている
歴史の滓(おり)=「土地霊」が影響をもたらすと
考えられているからです。
また、こうした土地霊については
「ゲニウス・ロキ=地霊学」として、
ヨーロッパの都市学や建築学でも注目されています。
ま、信じるかどうかは自由ですが、
古来風水の吉凶診断の中には、
いまでも通用しそうな環境適応の知恵が
秘められているわけです。

ちなみに、これに関連した
「ニュースを“風水”する」といった原稿を
いま発売中の月刊誌「ランティエ」6月号にも、
少し書きましたので、
興味のある人は読んでみてください。


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2005年4月26日(火)

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