元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第932回
う〜ん? 風邪薬でウンチが出ない?

この冬のインフルエンザB型の猛威は、
すさまじいものでした。
あなたやあなたのご家族はいかがでしたか?

僕は、ガンになって以来、
風邪を引きそうになると、
市販の総合感冒薬を
漢方薬・天仙液と一緒に飲むと、
不思議とおさまるので、
この方法で、ほとんど風邪を引いたことがなかったのです。
しかし、寄る年なみで、
免疫力も弱まってきたのでしょうか、
久しぶりに、
しつこい風邪に悩まされ、
喉と鼻をやられて、咳と鼻水が止まりませんでした。

前の週に、先輩でガン仲間の
Sさんの事務所を訪問したところ、
くしゃみを連発する、ひどい風邪に罹っていて、
どうもこのときに貰ってきたらしいのです。

風邪や腹痛でどうしようもないときは、
かかりつけのT医師のもとに駆けつけます。
この内科の先生は、
ちょっと、漫画の「ドラえもん」を思わせる
にこやかな人で、
「関根さん、ガンでおかしくなったら、
 僕が往診でも何でもいつでも駆けつけますよ」と
明るくいってくれる人なので、
まるで友達のように付き合っております。
この先生にかかれば、
普通の風邪や腹痛なら、不思議と治るのです。
薬にはプラシーボ(偽薬作用)といって、
「信じると治ってしまう」という、
心理的な現象がありますが、
もちろん、このT先生の処方が
優れていることもありましょうが、
やはり、医師と患者の信頼感というのは大切なのです。
ことガン患者に限らず、
いざというとき、悩み事もフランクに相談できるような
ご近所の医師を持っておくことは
これからますます大切だと思います。

幸いにも、
僕はインフルエンザには罹らなかったのですが、
朝、一番でT医院に行ったのですが、
もう、老若男女、待合室があふれんばかりの
超満員なのです。
やっと、順番が回ってきてT先生と話していると、
「もう今朝は、5人の患者さんがインフルエンザでした。
 インフルエンザB型は、急激な発熱、
 そして頭痛、筋肉痛、関節痛、
 全身倦怠感などの全身症状が強いですね。
 おさまってきたかなと思うとまた、ぶり返します。」
といって、
僕には、感染症の薬と、解熱剤、咳止め、消炎剤を
3日分、処方してくれました。
ま、今回も、ぐしゅんぐしゅんと鼻や喉がやられて、
これは手ごわいかな思っていたのですが、
3日目の夕方に、うまく咳が止まってきたのです。

よし、これで風邪を退治できるぞと、
最後の薬に加えて、
ときどき飲んでいた抗生剤と市販の総合感冒薬も
あわせて飲んだのです。
さて、次の朝、大変でした。
たしかに、風邪は治ったのですが、
ものすごい「便秘」になって、
トイレで、どんなに息張っても、
まったくウンチが出てこないのです。
う〜ん?? 素人考えで、
治療をあせったのがいけなかったのでしょう。


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2005年3月16日(水)

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