第892回
「納得の行く治療計画」がない?
天仙液の開発者、王振国医師の
「中国医学を活かすガン治療」
「中国医学を活かす統合医療」と題する
講演の核心部分を収録しましょう。
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皆さん、こんにちは。王振國です。
ガンの治療研究をはじめて32年になります。
私は中国、東北部・吉林省の長白山で、
そこに天然自生する生薬によって
ガンを克服しようと研究をして参りました。
そして、数十種類の生薬が抗ガン作用と
免疫作用を持っているということを発見し、
それを調合することで
天仙丸、天仙液を開発するに至りました。
しかし、ガン治療と申しますと、
とくに頭が痛いのは、
多くの人が、ガン治療の際に西洋医学一辺倒の、
誤った治療法を選択してしまっていることです。
私の立場から申し上げれば、
これぞ非科学的な選択なのです。
たとえば、なんらかのガンになった人がいるとします。
手術や放射線療法や化学療法など、
早計に選択すべきではないのに、
体にダメージを残すような治療を、
あわてて受けてしまう人がいます。
この患者がこうした治療を施されないで、
放っておくだけでも1年や2年は生きていけるのに、
このような方法を取ったことによって、
まっとうな人が
何ヶ月後に逝ってしまうということが起きています。
また一方で、手術を施さなければいけないのに、
ただ待っているだけという人、
もしくは何かよからぬものを信仰して、
手術をしないという場合もあります。
ですから、ガンになることが怖いのではなく、
正しいガン治療法、
つまり、患者が納得できる治療計画がないということが、
いま一番怖いことなのです。
ですから、ガンの治療は、
これまで常道とされてきた、
医学モデル、医療モデルを踏襲すべきではないと思います。
より新しい現代的な医療モデル、
医学モデルを採用するべきであると思います。
では、何がこれからの
現代医学モデルというものなのでしょうか?
それは、より人間をトータルというか、
総合的に診るホリスティックな
(=全人間的な)統合医療なのです。
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