第746回
中国株! チープ イズ チャンス
日曜日に中国セミナーの講師に招かれて
講演をしてきた話の続きです。
僕の本を読んでいる人ならお分かりの通り、
これからの中国株の攻め方の狙いは、
「2007年にあり」「この3年が勝負」というのが、
話の主題でした。
「中国経済は過熱気味で危ないといった崩壊説が
あちこちに載っていますが、
いまこそしっかり掴んでおくべき中国株の投資スタンスは、
2007年なんです。
金融自由化、本格自由化が始まる年だからです。
人民元ショックもこの前後が正念場です。
ちなみに、中国という国はしたたかですから損をしてまで、
人民元切り上げ要求に屈することはありませんが、
ここが本当の成長を掴むために、
中国が乗り越えるべきハードルですから、
投資家にとって、
大きな投資チャンスであることは変わりません。
いまは“ピンチはチャンス”いや
チープ イズ チャンスです。
連続好業績銘柄を
余裕の資金で仕込んでおくべき好機だと思います。
中国はしたたかに「富国の道」を設計していますから、
ときには一歩後退二歩前進の市場となりますが、
あわてずに、じっくりこの3年を攻めましょう」
では、勝ちあがる有力業種はどれか?
狙うべき有力銘柄はどれか?
この話については、新しいテキストを使いました。
じつは、この中国株セミナーを主催している、
日本事業通信網の社長で
編集長の阿部享士さんと共著で、
「中国株 絶対銘柄を狙う」(K&Bパブリッシャーズ)
という単行本を書き下ろしていたからです。
この新刊は、9月13日(月)から全国発売なのですが、
ちょうど、見本がこのセミナーに間に合ったので、
参加者には、最新情報として手にとって貰ったわけです。
「チープ イズ チャンス」――
つまり、電力・石油・港湾・道路・輸送・そして銀行といった、
インフラ・好業績持続銘柄の安値買いについて
僕が解説しているだけでなく、
最新業績データと最新現地情報を基にした、
阿部さんの
「隆盛業種10、絶対銘柄25」が必見です。
阿部さんが上げる、これからの銘柄選び3つのポイントは
以下の3原則なのです。
1.今後、成長する業種に属しているか?
2.企業体質が健全か?
3.毎年確実に業績が伸び、高配当を続けているか?
なお、阿部さんとの新刊共著
「中国株 絶対銘柄を狙う!」については、
本コラムの愛読者のみなさんにも、
プレゼント企画を始めましたので、
興味があれば応募してみてください。
抽選で10名の方に当たります。
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