元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第745回
中国株セミナーは超満員!

先日の日曜日、
中国セミナーの講師に招かれて
話をしてきました。
僕も中国株では10年を超えるキャリアがありますし、
毎年、定点観測として「中国株で大成金」シリーズを
何冊も出版してきましたので、ときどき話を頼まれます。

不思議なことに、市場が軟調になったり、
先行きが不透明になったり、
少し投資家に元気がなくなってくると、
引っ張り出されます。

僕は、どの本にも書いている通り、
中国株投資は3年、5年、10年の中長期のスタンスで、
成長の恩恵に預かることを、
最終の目標にして続けてきましたから、
多少、株価が乱高下しても、あまり気にしないタイプです。
目先の株価の上げ下げに一喜一憂せざるを得ない、
専門の株屋さんや、
株式予測を生業としている人たちの話とは違って、
「ピンチはチャンスが面白い」なんていう、
ちょっとへその曲がった話をしますから、
一服の精神安定剤にもなっているのではないか?
勝手にそんなことをニヤニヤ考えながら
会場に向かっております。

今回のセミナーの主催は、
この業界では草分けの
投資情報会社・日本事業通信網で、
社長の阿部享士さんから、
「調整のいまこそ押し目のチャンス、
 期待のセクターから有望銘柄をピックアップ」といったテーマで
話をしてほしいと頼まれたわけです。
阿部さんは「中国株 絶対法則」
「先富論」といった本の著者で有名です。
その最新データを駆使した予測では
絶大の人気を集めている人ですから、
このコラムの読者に中にもファンはいると思います。

もちろん、このセミナーのレギュラー講師は
阿部さんなのですが、
僕の「中国株・大成金思考」を面白がってくれて、
ま、個人投資家の元気が少しなくなると
気力回復剤かわりに呼んでくれるらしいのです。

当日、東京駅近くの国際フォーラムの会議室は、
雨模様の蒸し暑い休日というのに超満員。
年配者より、女性や20代の若者が多いのです。
改めて、中国株フィーバーというか、
隣の成長市場でお金を増やしたいという、
「大成金志向」の人が増えているのには驚きました。

「2001年B株、2003年H株では
 成功した人も結構出ました。
 しかし、2004年から
 「過熱抑制政策や原油高、さらに株配銘柄の権利落ち」
 といった理由で、
 中国株は軟調・調整局面に入りましたから、
 5月、6月、7月、8月とイライラした人も多いわけですが、
 いまこそ「ピンチはチャンス」というお話をしたいと思います。
 1株50円、100円で、
 将来のトヨタやホンダ、東京電力が買えるチャンスですから、
 仕込んでおくことをお奨めします――
 というのが、今日の主題です」

僕の持論や銘柄選別について
熱心にメモしながら聞いてくれる参加者の顔色を見ていると
予想以上に意欲満々なのには嬉しくなりました。


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