元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第647回
見直すべき「第4のガン治療」

「なんとか心地よく延命できないものか?」
長寿情報時代は、ガン治療のあり方さえも、
どんどん変えていると思います。
とくに、300万人といわれるガン患者の
治療法に対する意識が
徐々に徐々に変わってきていると思います。

気づいていないか、気づかないフリをしているのは、
大病院の経営者、大手の製薬業者、
そして管轄する役所、
その旧態依然の保険治療の点数主義と手術至上主義、
抗がん剤大量投与主義に額づいている
大病院のノルマ医師たちではないでしょうか?

「切る、叩く、焼く」
医師たちは、この臓器切断治療だけで、
本当にガンが撃退できると思っているのでしょうか?
ガン患者は、最新医術や最新化学薬の
実験のための動物ではありませんよ――
もう、患者の一人一人が
そうした疑念を抱き始めたといってよいでしょう。

おまけに、まえにも書きましたが、
「年金未納」にもシラを切る議員たち
医療改革を待っていたのでは、
寿命が持たないと思っていますから、
医師会や行政に圧力をかけることはもちろんですが、
患者自身が、この情報社会を自在に活用して、
有り余っている病院や
医師を選ぶ知恵を身につける――
これが「元気で長生き」の治療鉄則だと
真剣に思うようになっております。

「手術の多い病院がよい病院だ」などといった
マスコミの記事も遅れた情報でしょう。
ただ切りまくることがガン治療だ、
抗ガン剤が効かなくなれば、
あと余命○ヶ月を宣告する――
こんな命を無視した、乱暴なガン治療はもう時代遅れなのです。
苦痛は倍増、命は激減――
これでは患者が困るばかりか、
病院も流行らなくなると思います。

その意味で、
僕の敬愛する帯津良一医師たちが提唱する、
ホリスティック医療や、
免疫学の権威・安保徹教授たちが提唱する
自律神経免疫療法が注目を集め、
多くの患者がこうした医師たちの本を読み、
心身丸ごとを診る「第4のガン治療」が見直されてきたことは、
大いに朗報だと僕は最近、つくづく思っています。

「病院は病気を治すところではなく病気を作っている」
「病気は患者が治して医師が請求書を書く」
こうしたジョークも飛び出すほど
いまの西洋医学一辺倒のガン治療が遅れているといえるのです。
まだ「自然治癒力の知恵」に気がつかないふりをしているのが、
大学病院の医師たちということになりそうです。


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