第644回
『攻める!中国株』は中年処世本
さっそく、
近刊「成金シニアに挑戦! <攻める!中国株>」(経済界)に
たくさん応募いただき有難うございます。
もう少し、本書のさわりの部分を紹介しておきましょう。
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総務省統計局の
「平成15年10月1日現在推計人口」でも
0歳から14歳までの人口が年々漸減し、
65歳以上が2500万人に迫っていると報告しております。
2007年とは、高齢社会と化した日本という国のあり方
いや、わたしたち一人一人の暮し向きや処世観にも、
より根源的な問題を突き付ける年なのです。
あまり愉快な話ではありませんが、
あと3年後を契機に、
3人で一人の老人を養う、
4人に一人が老親介護をする、
3人に一人がガンで死ぬ、税や保険負担が激増する――
長寿熟成、長寿謳歌どころか、
長寿災難の本格的な時代に突入します。
ある著名な医師がテレビで
「世界に冠たる日本の医療保険制度が長寿社会を作り上げた」と
自慢気に語っているのを聴いたことがありますが、
もはやノンキに構えてはいられません。
おまけに、この長寿熟成社会に備えるべき
肝心の年金改革が、
保険料も払わない低レベルの国会議員たちによって
審議作成されるに及んでは、
まさに改革どころか改悪。
多くの国民の将来不安はますますつのっているわけです。
大転機の2007年に至る、
2004年、2005年、2006年――
この3年のステップにどうあなたは備えるか?
どう若返るか?
ここが「50歳から」の運命の分かれ目となります。
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そして、難題の2007年に備える
逆転発想のヒントが
急成長を続けるお隣の中国市場、
それも中国株投資というわけです。
2004年前半は世界的な株価の軟調・調整期ですが、
中国株の場合、6月はまだ高配当、高無償の
有力銘柄の安値『ナンピン』買いのチャンスでもありますから、
中長期の財養生をじっくりと考えている人は必読だと思います。
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