元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第600回
ガンは無理に頑張らない!

上手に肺ガンを乗り切った、
スローヘルスの会の仲間の原田廉平さんが
テレビや雑誌で生還の喜びを語るのを見て、
嬉しくなって僕はメールを送りました。

「いよいよ2年目を迎えて、
 ますます、日々を上手に過ごされているようで
 喜んでおります。

 先日はテレビ朝日の
 『名医が明かす、ガンで死なないための7か条』で
 原田さんのすがすがしい闘病振りを拝見しました。
 原田さんも奥さんと、そして、お姉さんと、
 まさに、苦しみも喜びも分かち合ってこられたわけでしょうが、
 あのテレビで自信をもって語る「命のメッセージ」が、
 多くのガン患者と家族に
 明るい希望として伝わったと思います。

 土屋先生もおっしゃっているように、
 大学病院の医師になんといわれるようと、
 己の力で『命を掴む』――
 あきらめずに治療法を探せば、
 自分に納得し、さらに心身にダメージを与えない方策が
 掴めるのだと、多くの人たちが知ったことでしょう。

 『病気は患者が治して、医師は包帯を巻く』ものだといった
 フランスの名医がおりましたが、
 こうして上手に命を掴んだことは、
 ほんとうに、原田さんご自身と、ご家族の賢明なる共同作業に
 おそらく神様が贈物をしてくれたのではないかと思います。

 原田さんのことは、
 とくに、昨年、夏、岩手・一関の合宿で、
 元気に餅つきの杵を持ち上げた姿の写真が
 懐かしく、いつも思い出されます。
 あの頃から、メキメキと回復していったのでしょうか?
 どうぞ、このペースを忘れずに、
 しなやかな日々を過ごしてください。
 そして、
 これから続く、多くの患者と家族の希望の星となる
 ・・・原田さんに与えられた大きな役割だと思います」

原田さんと奥さんから元気な返信メールが来ました。

「有難うございました。(略)
 今回の一件で会社を含めて、
 随分、身軽になったような気がしています。
 隠すことも、そのためのムリな頑張りも不要になり、
 ガン養生者として自然体に、ためらいもなく、
 寧ろ話題になれば
 キチンと話せる機会を得ることができました。
 ”テレビを見た”と話してくれた人達には、
 取材時の思いを1頁もののメモにして渡しています。
 これが何よりの収穫でした。

 5月のスローヘルス懇親会には出席しますので
 宜しくお願いします。
 いま、帯津良一医師の「ガンに勝った人たちの死生観」
 読み終えたところです。
 新芽が芽吹きはじめた木々と
 青い空を眺めながら
 「150億年の虚空、300億年の循環」をイメージしながら
 通勤しています」

どうです? 皆さん、
こうしたスローへルスなガン養生法で
元気に過ごしている人もいるのです。
原田さん、このペースで
患者の「希望の星」になってくださいね。


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