第436回
次のスローヘルス懇親会は12月です
もう少し、10月のスローヘルス懇親会の
山村慎一郎さんによる、
「顔艶を見れば病気が分かる」という
望診法の話を続けましょう。
・頬に生気がないのは肺疾患。
よく頬の豊かな人は長寿といわれるが、
頬の色艶のよい人は呼吸器が強いようです。
油ものは控えること。
・口のまわりの吹き出物は前立腺や卵巣の注意信号。
大豆の油成分は控える。
・耳の張りや色艶のよくない人は腎臓がよわい。
耳には先天の気が宿ると言われる。
・耳鳴りのする人は砂糖類を控える
さて、こうした望診法に
あなたは何か思いあたることがあるでしょうか?
但し、マクロビオティック食養生法は、
別におまじないや占いを目的とする療法ではありません。
なるべく、体のバランスを自分で判断し、
また体調バランスを正常に戻すための、
食養生をすることによって、
未然に病気を防いだり、
病気になっても、体質改善で、
自然の治癒力を回復していこうという、
実にスローへルスで自然な食思想なのです。
ちなみに「スローヘルス」とは、
じっくり、しなやかな健康法という意味合いを込めて
命名したわけですが、
「自然は飛躍せず」
=Natura non facit saltum(ラテン語)=という
スウェーデンの植物学者・リンネの言葉通り、
ゆっくり変わっていく…自然(じねん)の精神を
みんなで身につけていこうという集まりです。
というわけで、
病気の予兆や危険信号を知ったたら、
どうするか?
これが山村さんの話の主題なのですが、
以下のような根野菜を奨めてくれました。
・やまいも(自然薯)=腎臓や肺の疾患をおぎなってくれる。
ととろ麦飯などがよいそうです。
・里芋=喘息、タン、咳には里芋の味噌汁がよい。
・蓮=肺疾患の人は、まず油モノを止めて
蓮根を摂るようにすると改善するそうです。
・人参=体を温める力があるので、
強壮剤だと昔から珍重されています。
肝臓ガンの人などは人参、キャベツ、
リンゴのジュースを飲むとよいようです。
さあ、病気を防ぐ、しなやかな法則が分かったでしょうか?
次回のスローヘルス懇親会は、別掲の通り
12月11日(木)、クリスマス・マクロビ・パーティです。
興味のある方は早めに申し込んでください。
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