元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第333回
患者のための「命の情報手帳」

発売中の「ガン患者よ、ドクハラと闘おう!」の特別付録には、
「命の患者手帳」のほかに
もうひとつ「命の情報手帳」という必携ガイドブックをつけました。

「国立がんセンター」から「東京都の医療相談窓口」まで、
心無い医師に騙されないために、
また、賢い患者になるために役立つ、
いわば、イザというときの「情報連絡手帳」です。
ほんの一部ですが紹介しておきましょう。

Yahoo!によるガン関係のホームページの検索
米国の国立ガン研究所
国立がんセンター
癌研究会附属病院の「がんの相談」
帯津良一博士と帯津三敬病院
土屋繁裕医師と「キャンサーフリートピア」
生涯健康記録台帳「e-karte(イーカルテ)」
東京都の「患者の声相談窓口」

また、一方で、普通の医学書なら大抵は毛嫌いする
代替医療や健康食品、
自然食品ついても精選しました。
西洋医学の薬と違って証明性や客観性が乏しいのですが、
筆者や知人たちの体験だけでなく、
開発者の発想や人格もチェックした上で
リストアップして見ました。
自分の体質や症状に相性のよい、
代替医療や漢方、さらに自然食品などを探し出して、
体質改善や免疫力を高めた患者が結構多いからです。
こちらは以下のような情報源が網羅されています。

王振国医師と抗ガン漢方薬 「天仙液」
マクロビオティック活動の中心的団体である「日本CI協会」
玄米全粒活性粉「リブレフラワー」
ハーブブレンドの「吉報源(KIPPO)」
邱永漢さんが発案した気功教室「達磨キュアハウス」
久司道夫さん認定の第1号の自然食レストラン「クシガーデン」
昔ながらの自然塩「海の精」

西洋直輸入の治療法だけで、
ガンが治せないとなれば、
日本の風土や日本人の体質に合った
伝統食品や伝統養生法がもっと見直されるべきでしょう。
いまや、ガン闘病は「情報戦」です。
前回紹介した「命の患者手帳」と
「命の情報手帳」を合わせて必携しましょう。
ドクハラ医師やドクハラ治療に負けず、
自分なりの治療法を探し出すためにも、
患者が主治医! 自分の体は自分で守る!
これがこの長寿難病時代の「賢い患者学」の原則なのです。


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2003年7月26日(土)

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