元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第271回
旬の野菜を食べていますか?

ガンばかりではなく、
20代、30代に蔓延する、
歯周炎から虐待、暴力の精神疾患の原因が、
いまの食卓汚染にあるという、
マクロビオティック医学セミナーの報告を
皆さんはどう読んだでしょうか?
その講師の1人であった、
食養指導者の山村慎一郎さんから、
先日、岩手でとれる旬の山野草が
ドサッと送られてきました。

マクロビオティックの原則のなかに、
身土不二、つまり地のもの、旬のものを食べる
という基本がありますが、うどやタラの目など、
5月は生命力強い、美味しい野菜が一杯です。
普通の和食料理屋にいきますと、
こうした旬の野菜を、
大抵は天ぷらや酢の物にして、
化学調味料をまぶして味を濃くしてしまうのですが、
送ってくれた野菜に添え書きされた
山村さんの料理法は
実にシンプルな美味しさを活かしたものでした。

● ウコギ
(1)お湯を沸かし、塩少々を入れ、
   ウコギをさっと茹でます。
   ザルにとったらざっと包丁を入れておく。
(2)クルミを鍋でさっと炒り、少し細かく刻む
(3)たまり漬け(本当は味噌漬け大根を使います)を
   細かく刻む
   (1)(2)(3)をまぜて、玄米ご飯の上に、
   フリカケ風にかけていただきます。

● 山ウド
大根の桂剥きのように
5センチくらいに切ったものの皮を剥きます。
(1)皮は茹でて梅酢でサラダ風にいただく。
(2)中身を炒めて醤油か味噌味で食べる。
(3)昆布・椎茸出汁を鍋で煮立て、
   みりん、梅酢を加えて煮る。
(4)ウドの中身を煮て煮立ったら醤油をいれて、
   それを冷ましてからいただく。

さあ、旬の香りがして、
本当にちょっと癖があって美味しいものです。


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2003年5月25日(日)

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