第231回
雑誌クロワッサンの書評に「しなやかな玄米菜食」が載りました
ガン、アトピーなどの生活習慣難病は
もはや抗ガン剤やステロイド剤といった、
西洋医学の対処療法では完治できないと
多くの患者が分かってきたようです。
というわけでしょうか?
ますます「食事と健康」についての記事が
雑誌でも目立って増えています。
いま発売中の「クロワッサン」(4月25日号)
という女性雑誌を読んだでしょうか?
「食事の心得」という大特集号です。
これはレストランでのフランス料理のマナーや
茶懐石のときの所作法が、
図解入りで分かりやすく解説されているのですが、
その号の書評特集に
拙著「しなやかな玄米菜食」が取り上げられました。
「最近、面白い本を読みましたか?=食の大切さを聞きました」
という5冊のうちの1冊です。
竹橋のマクロビオティック・レストランの
「クシガーデン」で編集部のOさんから、
インタビューを受けたのですが、
「クロワッサン」からはじつは3年前にも
取材を受けておりました。
次のような簡潔にして楽しいサワリで始まっていますので、
ぜひ読んで見てください。
<「わ〜、お元気そう!」
本書の著者近影を見て、編集部内で声があがった。
食道ガンの手術を拒否、
病院から脱出して1年半後の2000年の夏、
小誌連載「夫と妻の物語」に登場いただいた関根進さん、
「死んだと思っていたでしょう?」
と、いたずらっぽく笑った。>
奇しくも、この雑誌が、
僕の5年間に渡る「ガンは食べて治す」という
闘病歴の“証人”となってくれたことになります。
この号の「クロワッサン」の書評には他に
「美しい日本の美味しいごはん」
「いのちをいつくしむ新家庭料理」
「台所好きは老い上手」「拒食症なんかに負けないで」といった、
食の知恵を分かりやすく説いた本が選ばれていました。
拙著「しなやかな玄米菜食」については、
多くのメディアが紹介してくれましたが、
週刊ポスト、週刊金曜日、月刊マクロビオティックが
とくに大きなスペースを書評にさいてくれました。
「ガンは食べて治す」とは、大病院ではもちろん、
メディアでもなかなか信用されない養生法なのですが、
少しずつ、日々の「食と命」の大切さが
見直されて来たと思います。
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