第201回
スローヘルスが「生命体産業」を変える
最近のパーティというと、
不景気のせいか、愚痴っぽい話で、
悪酔いしている客が多いようですが、
「めずらしく気合の入った女性がたくさん集まったパーティですね」
と、ある大手企業の役員が
出版記念会について感想を述べておりました。
たしかに、自然養生やマクロをやっている人の
顔艶や肌色、そして目の輝きが違いました。
岩手からきた「ガンは食べて治す」の
共著者・鈴木博子さんに続いてあいさつに立った、
浦部農園の経営者・浦部真弓さんや
ブラックジンガー発売元の館花ちゑ子・シガリオ社長の挨拶は
パワー全開の迫力で、
元気のない男性陣はたじたじでした。
僕がパーティの模様を書くと自画自賛のような話となりますので、
当日、出席した友人のジャーナリスト・金沢竹哲さんの
ホームページに掲載された感想記事を引用します。
「関根さんの会、スローヘルスの会の発足パーティで、
素晴らしい方々が体験を披露されたのですが、
その体験を聴いていて、感動の度合いが凄いのです。
これには本当に驚きました。
語り尽くせないほど収穫が多いパーティでしたが、
ひとつまず報告しますと、
無農薬有機の古代米を作られている
浦部農園からこられた奥様の真弓さんです。
会場でモデルかと思うような女性がいましたが、
演壇にたたれてわかったのは奥様だったことです。
<私はベーチェット病で苦しみました。
無農薬有機米にかけようと思いました>
これが第一声。この言葉にしびれました。
<10年間続けました>、そして病気が治ったことを話され、
無農薬有機米の、マクロの素晴らしさを力説された上で、
<私は百姓です>。この言葉にもしびれました。
それから、日本の食がおかしくなっていることを
熱っぽく話されて、「私は愛国者です」
短い挨拶のなかで3度も心底痺れる言葉が、
まるでモデルのような姿の奥様の口から飛び出したのです。
とにかく凄い会でした。凄いメンバーでした。
そのひとりひとりの言霊はしっかり私の心に刻まれました。
日本を良くしてゆく人たちのネットワークが、
今日、発足したと感じました」
スローヘルスの輪は、患者と医師を繋ぐだけでなく、
患者と健康食品開発者や有機農家の人たちをむすび、
大きな意味での生命体産業を改革していく
しなやかな「命の運動」になっていくはずだと僕も確信しています。
|