元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第125回
「食べて治す」の3原則は抗酸、排毒、浄血と覚えておこう!

マクロビオティックの食原理とは、
一夜づけの勉強では
なかなか分かりづらいところがあります。
でも、ここで逃げ出しては、
助かる命が助からなくなると思ってください。
僕のような三日坊主が、4年間も続けてきたわけですから、
「食べてガンを治す」ための簡便なコツが
ないわけではありません。
僕は僕なりに食体験したこと、
さらに古今の食養生法の本をいろいろ読んだうえで、
なぜ肉類や精白砂糖、アルコールの過食が危険で、
「玄米菜食がガンを治す力を秘めているのか?」
その効能について、
なるべくスッキリした「3つの日本語」で頭に叩き込みました。

それは「抗酸」「排毒」「浄血」という3つのキーワードです。
この3つを覚えて食養生に臨めば、
ガンに強い体質になる理由も、
体調がよくなる謎もわかるはずです。
理由は以下の2説を応用したからです。

1.ひとつは、肉や脂などの酸化しやすいものは、
細胞をサビつかせて
ガンを増殖させるという考え方です。
体内に発生した活性酸素を撃退すれば、
ガンに負けない体質に作りかえるという説です。
2.ふたつ目は、肉など消化が難しく腐りやすい食物は
体に老廃物を溜めこみ、
血を汚してガンの原因となるという考え方です。
玄米食など繊維質やビタミンEを含む食物の摂取が
浄血効果を高める説です。

ですから、玄米食や雑穀、根菜類を中心とした食養生は、
体の「酸化」を防ぎ、「排便」「排毒」を促し、
体の血をきれいに「浄血」すると簡便に考えました。
食事指導のテレビ番組で、
やれβーカロチンだ、レシチンだ、
セレニウムだ、リノール酸だと
バラバラに抗酸化物質の名をあげられて、
頭がごちゃごちゃになっている向きには、
抗酸、排毒、浄血…
この3つを覚えて、玄米菜食をよく噛んで食べる。
そうした食生活設計を考え直してください。
次の朝から、野太いウンチが出て、
快食快眠快便のウソのような生活が始まります。


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2002年12月30日(月)

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