元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第106回
食卓汚染が「キレる子ども」を作る?

日々の食事の献立ばかりではなく、
とくに農薬まみれ、食品添加物まみれの食材が
子どもたちの「こころと体」を
いかに蝕んでいることか?
そうした食卓汚染への警告は、
すでに新聞の報道でも厳しく指弾されていますが、
僕の食事指導者の山村慎一郎さんは、
内外のデータを分析し、
最近の子どもたちが、キレる、すぐに暴れる原因は
食品添加物の影響が大きいと指摘しています。
マクロビオティックの立場から、
ガンやアレルギーの患者だけでなく、
情緒不安定な子どもたちの食事相談にものっておられるので、
いま町中に溢れている
食品添加物汚染の「こころと体」に与える害について
先日、メールでじっくり聞いてみました。

Q:キレる子どもが多いのも食卓汚染が原因といわれますが…

A:「孫や子の時代に悔いを残さないためと思って、
私は食事指導の仕事を始めたのです。
つまり遺伝毒性が危険で
自分自身にはあまり害が出ないのではないか、
と考えていましたが、
どうもそうではないらしいですね。
食品添加物の中で着色料と保存料が最も危険とされています。
イギリス最大の小児病院・
グレイト・オーモンド・ストリート病院での研究によると、
すぐにケンカをしたり暴れたり、
まったく勉強をする意欲がない子供達の食事調査をしました。
76名の子供達を対象に添加物だらけの
ジャンクフードを除いた食事にしたところ、
81%の子供達にきわだった改善が認められたといいます。
心にもこれほど影響する添加物が
体に影響しないはずがありません」

こうした化学合成の添加物は、
こどもたちの発育に害を及ぼすだけでなく、
蓄積されれば、やがては発ガン性を有して、
こころと体を蝕んでいくわけです。
山村さんの調べたデータで、
もっとも注意すべき添加物は、
ハムやほうれん草などを新鮮に見せる
発色剤や着色料だというではないですか?


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2002年12月11日(水)

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