元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第72回
「月刊がん」という雑誌を知っていますか?

「ガンに克つための食事&勉強会」の食事指導は
僕のアドバーサーでもあり、
10数年のキャリアを持つ、
盛岡の山村慎一郎さんにお願いしております。
白髪で、ちょっと仙人のような風貌の山村さん、
いや僕たちは愛称でシンイチローさんと呼んでいるのですが、
その解説が分かりやすく、話が面白いので
食事会が盛りあがります。
「アイスクリームや砂糖の食べ過ぎで、
脳腫瘍になった人は、
唇がはれぼったく見えますから、すぐ分かりますよ」
「人間は本来の肉食動物ではありません。
歯の構成を見れば分かります、
肉を噛み切るための犬歯は上下合わせて4本しかないでしょ」
なぜ玄米菜食が健康を保つために必要か?
ダイエットにも役立つので、
若い女性たちにも人気があります。

夏の会合は、東京新宿の伊勢丹デパートにある
「茶屋マクロビオティック料理店」で開きましたが、
秋は皇居の近くの竹橋にある
「クシガーデン」の本店で開きました。
テンぺ(大豆を発酵させたタンパク源)や
アラメ(ヒジキに似た海藻)などを巧みに調理した
自然な料理のフルコースです。
美味しさのあまり、患者さん同士の会話も弾みます。
それこそ、痛みと涙の闘病話も行き交いますが、
笑いがそれ以上に溢れる楽しい食事会です。
もちろん、肺ガン、食道ガン、乳ガン、
睾丸ガン、前立腺ガン、脳腫瘍など
難しいガンを、この食事法で押さえ込んだ患者さん、
そして一生懸命に介護に腐心する家族が
何人も集まっているのです。

前置きが少し長くなりましたが、
ほんとうに「ガンは食べて治す」ことが出来るのか?
この謎と秘密に迫ってみましょう。
皆さんは「月刊がん」という月刊誌を知っていますか?
正式には「月刊がん もっといい日」という題名で、
日本医療情報出版から発行されている直販誌です。
その10月号に「ガンの再発を防ぐ食生活」という
大特集が企画され、
中に、食事指導者の山村慎一郎さんと僕の対談記事、
「マクロビオティックの効能」が掲載されましたので、
その話を抜粋しながら、
「マクロビオティック食養生法のいろは」について
説明していきましょう。


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2002年11月7日(木)

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