第3211回
文春の「アンチ・エイジング読本」を読んで下さい
いま発売されている
「文藝春秋」の季刊冬号つまり臨時増刊で
「アンチ・エイジング読本」と題した特集をやっています。
テレビを見ていてもいつも間にか、
病気だとか、定年退職後の海外旅行だとか、
老後の資産運営だとか、年寄り相手の番組がふえています。
人間は年をとってくると、自分が年をとった積りでなくとも
世間が年寄り扱いをしますので、仕事からははずされるし、
第一線からしぜんに遠ざかってしまいます。
作家や歌手や俳優も例外ではありません。
仕事もなくなるけれど、
風貌も健康もだんだん年寄り臭くなって
若い時とは違う扱いを受けるようになります。
そうした人々を動員して
似たような立場におかれている読者に
話題を提供させる企画でしょうが、
当然のことながら私もそうした仲間の1人として
「私のアンチ・エイジング大特集」
のトップバッターとして登場しています。
私の短いエッセイのタイトルは
「絶世美人に出会うまで」と題していますから、
タイトルだけ見た人は何事かと思うでしょう。
読んでいただければ、
「何だ、化粧品の名前か」とすぐにわかってしまうのですが、
余裕のある人は一ぺん読んで見て下さい。
年金の心配から糖尿病に悩まされた話、
スイスのレマン湖の畔にある世界的に有名な
アンチ・エイジング病院に夫婦揃って入院した話、
そして親しい友人が手術にたよらずに
漢方で食道癌を奇跡的に癒して
10年たった今も元気で生きている話、
その漢方薬をつくった漢方医が内臓の中の癌細胞を
健康な細胞に入れかえる処方を顔や首の細胞にあてはめて
肌をきれいにすることに成功した話。
「絶世美人」というのは
実は私がその幻の化粧品につけた名前なのです。
これも老齢化社会に抵抗するビジネスの1つですから、
次の時代の新しい商売の1つということになります。
但し、残念ながら日本では売っていません。
詳しくは「絶世美人」のホームページ
(http://www.zessei.com/)を読んで下さい。
なお、今回の連載は今日で1冊分の分量になりました。
明日から新しいテーマに移ります。
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