中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2927回
ベトナムのトップ証券マンを志す人は?

いまベトナムの証券会社で働いてくれる
証券マンを募集しています。
ベトナムの場合はベトナム側が51%、
外資が49%という規定になっているので、
日本側は過半数を越えることができませんが、
ベトナム側も1社だけではなく、
しかも証券のプロはいませんので、
運営は日本側が任されています。
つまり証券業務の運営も日本側なら、
お客も日本から連れてきてもらいたいという
だっこにおんぶの合弁企業なのです。

もともとは日本人の投資家が安心してベトナム株の売買ができる
現地証券会社が見つからないことから、
証券会社をつくることになったのですが、
なまじ向こうがプロで、
日本人が馴染めない難題をあれこれぶっつけられるよりは、
日本流に間違いのない方がいいと思い、
人間関係を辿ってゼロからスタートしたのです。
従ってトップに立つ人は
日本の証券会社に人選を一任していますが、
私の方を代表して現地に駐在し、
実務を受けもってくれる人が一人か二人は必要です。

馴れないところに行くので、
あまり年を食っているとストレスを起す可能性があります。
ですから、50才以下、多分、30代ぐらいがよいと思いますが、
その代わり経済成長がはじまったばかりのベトナムで
いまからスタートすれば、
ベトナムの野村か大和くらいのスケールには
すぐなれるんじゃないでしょうか。
現に5年前、私が行った時に訪問した
20坪くらいの小さなオフィスからスタートした現地の証券会社は
いまベトナムで2番目の鼻息の荒い大会社になっています。
これから私たちがはじめる証券会社も当然、
それに負けない意気込みでスタートします。

夢のなくなった日本の証券会社で
出世の序列に並んでいるよりは、
いよいよこれからという証券の処女地で働きたいと思う野心家は
手をあげて下さい。
アジア交流センターにお申し込みいただければ、
私が直接、面接を致します。


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2008年3月15日(土)

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